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2020.06.05

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つくし組 手の感触・力加減

週の始まり、園内散策からスタートしました。

上の写真は雨上がりに園内散歩をした時の様子です。葉っぱについた滴を見つけてそっと触っていました。また、つわぶきときゅうりの葉をそれぞれ触って見ました。つわぶきの葉はつるつるしています。きゅうりの葉はザラザラチクチクしています。先につわぶきから触り、次にきゅうりの葉を触るとビックリ‼️慌てて手を引っ込めたり、持っていた葉を落としてしまったりしました。

のはら園にはたくさんの種類の植物があります。お散歩しながら子どもたちが発見し、感触や匂いなどを五感で感じられるようにこれからも散策をしていきます♪

上の2枚の写真は年長組さんが作ったお団子を見せてもらった時の様子です。粘土質の土で作ってあるのでこれまで触っていた砂や泥とは違います。色も見た目も何だか違う感じをつくし組さんは敏感に感じとっているようです❗️初めて触る感触にすぐに触りたいと手をさし出す子、そーっと触る子、嫌だと手を引っ込める子と様々です。そしてA君がしばらく触っていた時に強く握り過ぎて壊れてしまいました。びっくりした様子のA君と周りにいた子どもたち。「壊れちゃったね。」と子どもたちの気持ちを言葉にして伝えるとじっーとカートに落ちた土を見ていました。どうするのかな?と見ているとバラバラに落ちた土を拾っています。

指先を使ってつまむ子、手のひらで握る子、全体を使って掴む子と月齢や発達段階、経験によって手の使い方がそれぞれです。

手の使い方には、握る、掴む、つまむ、ちぎる、捻る、叩く、引っ張るなどたくさんあります。使い方は教えてもらって獲得できるものではありません。ご飯を食べたいから手づかみ食べをしたり、欲しい物を取ろうとしたりするうちに上手に使えるようになり自分の手の使い方を学び、使いこなせるようになります。

つくし組では給食を手づかみ食べしていますが、俵型のおにぎりを食べる時に強く握り過ぎるとおにぎりがベシャと潰れてしまいます。どれくらいの力で握ればいいのかも日々の経験の積み重ねです。

こども園の一日の生活の中にはその機会がいっぱいあります。日々の経験や積み重ねを大切にしていきたいと思います。

文責:川宿田

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