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2020.09.15

Blog

僕たち私たちの世界(そら組)

今日はそら組みんなの創造あふれる町づくりについて報告します。

 

9月の中旬。廃材を使い、そら組の部屋に素敵な街ができました。家や車が通るような場所もあります。一人一人のストーリー性が感じられる作品になりました。

 

廃材とは、空箱やキッチンペーパーの芯など、身近な場所で廃棄されたものです。

たくさん廃材が集まったことを子どもたちに話すと遊びたいと出たので、活動を計画し、実施しました。

街を作るにあたり、2回活動を行いました。

 

 

 

1回目

好きな形を選び、想像した物に近づけることをテーマに活動をしました。
想像した物を形にすることは安易ではありません。
子ども達の様子から、手に取りながら吟味するする真剣さが伝わります。

最初は何を作ろうか、何の素材を作ろうと考えるところから始まります。
自分の思いを実現させるにはどのようにしていくといいのか考える経験を重ね、自分なりにその素材を活用して工夫している様子がみられました。

 

いざ作り始めると、誰もが真剣。
黙々と作る子ども達。話し声は、少なく保育室には箱を切る音やテープの音が響いていました。
作った作品を遊びに取り入れ、遊びを発展させている姿が見られました。

 

 

2回目

各テーブルの子ども達と街を作ることをテーマに活動しました。
1回目が終え、まだ廃材が余ってるのを見て、子ども達から「街を作りたい!」と声があった為です。

廃材は、前回の残りと、新たに硬さがある箱やチラシなど用意しました。
ハサミやテープ等を使い、試行錯誤しながらイメージを形にする過程を楽しんでいました。

 

自分のイメージしたものを考えながら製作をしたり、経験や目にしたものを形にするために工夫していくことで、発想力、思考力、非認知能力が育っています。
非認知能力とは,主に意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感などの、私たちの心の育ちの土台となる部分の能力のことを言います。
思い思いの活動から、それぞれが楽しさや満足感を得ていきます。

 

ご家庭にある廃材を持たせていただき、子ども達のイメージの広がりと共に、活動がどんどん深まりました。

廃材のご協力ありがとうございました。

 

文責:堂園さおり

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