お知らせ

2020.12.17

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防犯教室(年長) 

先日、年長組を対象に、鹿児島市役所の安心安全課の方による防犯教室がありました。

絵あわせゲームやパネルを使っての「いかのおすし」の話や、DVDを見ながら防犯について学びました。

よく知っている「いかのおすし」の話に加え、こども110番のことも知り、翌日は「〇〇の隣にこども110番あったよ。」「見つけたよ。」と早速昨日探したことを教えてくれました。子ども達のこの吸収力と実行力、見習いたいですね!

 

 

朝のサークルタイムで、防犯教室がある事を伝えると、「防犯って何?」との質問。

防犯って何なのだろうとみんなで考えましたが、なかなか答えが見つかりません。「防犯ってね、自分の命を守る事。」と伝えると、「いかのおすしと一緒だ!」いいところをついてきます。

 

 

防犯絵合わせゲーム


防犯にちなんだ絵合わせゲーム。先生が当てる子は、返事は1回で、手がピンと伸びている、きちんとおやま座りをしている、答えが分かってもお友達が答える間我慢ができるお友達・・・

約束事がたくさんありましたが、みんな自分なりに考えて、一生懸命守ろうとしていました。その中で当てられた子が、番号を言いましたが、聞き間違いをされてしまいました。でも、何度も大きな声で言い直して無事伝えることができました。後で、みんなの前で紹介しましたが、あの場で大きな声で、自分の思いをしっかり伝える事ができてすごいと思いました。諦めることなく、自分の思いや考えを伝えることができるということ、それは毎日のサークルタイムや発表の場での経験が生きていることだと思います。

 

 

いかのおすし


年長の子ども達は、よくしっている『いかのおすし』。

色々な表情や格好の人の絵を見せられ、「この中で、悪い人はどの人かな?」という質問をされました。

子ども達は、サングラスをかけている人や、ラッパーのような恰好をしている人を悪い人、と感じたようでしたが、『人は見た目では分からない』、ということを学びました。

優しく近づいてきて、悪いことをする人がいることも、子ども達にはびっくりなことだったようです。

 

また、いくら子どもでも大人の人を怒らせる言い方をしたり、態度をとると、優しい大人の人もカッとなって子どもに手を出すこともある、という事も知りました。

子ども達には、日々の関わりの中で、「もっと優しく言えるといいね。」「その言い方、悲しいな。」などと、自分の言葉の言い方について声をかける場面もよくあります。大人でも友達同士でも気を付けられるといいなと思います。

 

 

 

不審者対策


小学生になると、登下校時は大人はいません。周りは小学生だけ・・・ということも当たり前の光景になります。特に下校時は、時間もバラバラなので、一人になる時間があるかもしれません。

そんな時、車から優しく声を掛けられたり、後をつけられたりすることも想像できます。そんな時、大きな声で叫んだり、「行きません!」ときっぱり言う大切さも学びました。

 

 

〇防犯ブザー

防犯ブザーをつける位置は、体の前の所に、ブザーだけをつけ、利き手の反対側がいいそうです。

 

 

就学へ向けて


今回の防犯教室で、通学路にある【こども110番】のお店屋などの確認を勧められました。

子ども達は、「○○の近くにあるよ。」とか「お店だけじゃなくて、110番のおうちもあるよね。」などと、こども110番の存在を知っていました。

各家庭にお渡ししたプリントも、就学までにお子様と一緒にお読みいただければと思います。

通学路や危険個所に加え、【こども110番】など、「より自分の身を自分で守るための安心要素」も重ねて確認できるといいですね。

 

 

文責:福元

 

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