お知らせ
2021.02.02
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遊びから見える協同性(年中 こすもす組)

3学期初めの頃のブログ で、年中の保育について、お伝えしました。
どのような意図を持って保育を進めていくのか、❝幼児期の終わりまでに育ってほしいの10の姿❞から捉えてお伝えしましたが、
今回はその中から協同性にスポットを当ててお伝えします。
はじめに・・・
『協同性』とは、読んで字のごとく、協力や協調性を意味しています。
また、10の姿の視点から見ると、以下の2点が目的だと考えられます。
● 友だちとの関りを通して、互いの思いや考えを分かち合うこと。
● 友だちとの関りの中で、互いの意志や考えを共有し、実現するために、工夫したり、協力する充実感を味わいながらやり遂げるようになること。
日常の保育に加え、運動会やフェスタなど大きな行事を通して、友だちと一緒にやってみたら楽しい!・おもしろい!という事を知った年中組。
この期間があったからこそ、また遊びに変化が見られるようになりました。
まず、一緒に遊ぶ為には言葉でのやり取りができること、遊びへのイメージが共有できることが必要になります。
子ども達の様子を見ていると「ねえ、仲間に入れて」「一緒に遊んでいい?」こんな会話が聞こえてきます。
そこから遊びがスタートし、遊びの輪が広がっていきます。
大人数で遊べるという事は、一人ひとりのできる遊びが増えたのはもちろんですが、一人ではなく「誰かと遊びたい」「楽しいと思う気持ちを共有したい」という気持ちが芽生えたこと、そしてそれを受け入れられるようになった子ども達の心の成長があったからだと思います。
協同性は一日で育つものではありません。
友達と一緒に遊べるようになっても、一緒に遊べるから安心という訳ではなく、遊びの最中に意見が対立したり、上手く相手に気持ちが伝わらずに涙したりする事もあるので、これからも私たち保育教諭の見守りは必要不可欠です。
その中でどんな会話が繰り広げられているのか、どんな気持ちのやり取りがあるのかを見逃さずに、協同性につながる経験を大切に積み重ね、進級に向けて遊びを見守っていきたいと思います。
文責:鈴木