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2021.06.01

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くるみ組(年少少 2歳児)一日の流れと活動③~午後編~

くるみ組には、保育園機能の3号園児と、幼稚園機能の1号になる未認定園児が混在して生活しています。

誕生日を迎えると認定区分が変更し、2号園児、1号園児となっていきます。

現在3号園児16人、未認定園児9人の子ども達がいるくるみ組。未認定・1号園児区分の子ども達は14時降園。

今回は、くるみ組での生活の中で、ふと出てくる「帰る子ども達もいるのに、午後はどのように生活しているのだろう…?」という保護者の皆様からの疑問にお答えします。

 

昼食後は、みんなで午睡し、一足早く降園していく未認定園児。午後も残る3号認定の子ども同士の関り。子ども自身が「あれ?○○ちゃんがいない」と、疑問を持つ姿も見られます。

色々なことに気付く姿に成長を感じ、この2ヶ月の生活が安定してきていることを感じます。

 

 

給食の後は…


たくさん遊んで、お腹いっぱい給食を食べた子ども達。食べ終えた順に、着替え、オムツ交換を行い午睡準備をします。

11:30~12:15 着替えなど

11:50~      お昼寝マットへ → 随時午睡

 

午睡は、準備が出来た子ども達から。入園当初は午睡への不安や寂しさなどから涙が出て、眠れない姿も見られていた4月入園の子ども達、保育士に抱っこや背負われて眠りにつくこともしばしば。

少しずつ園生活に慣れ、安心して過ごす事が出来るようになると、自分からマットに寝転び、友達と顔を見合わせながら横になったり、いつの間にか眠りにつくという日も見られるようになってきました。

中には、なかなか寝付けない場合もありますが、保育士が寄り添い、背中をさすったり、軽くトントンしたりしているとすっと眠りにつくことができています。多くの子ども達が12:30くらいまでに午睡につくことができています。

 

 

何時ごろ起きる?


 

13:45       14時降園の子ども達、起床。降園準備。

周りで寝ている残る子ども達を起こさないように、そっと降園する子ども達を起こし、準備します。

1時間ほどで自然と目が覚める子ども達もいますが、午睡時間は1時間半ほどです。

 

15:00       起床、オムツ交換

午後残る子ども達は、2時間から2時間半くらいするとこそこそと目を覚ます姿も。

夕方まで園にいる子ども達は、朝が早いこともあり、体調などにより寝起きも様々、すっと起きる日もあれば、目は覚めていてもしばらくゴロゴロとしている姿も見られます。

それぞれの様子を見ながら、対応しています。

 

 

午睡の後は…?


15:15~      おやつ

目が覚めると、おやつの時間。4月食育だよりでも15時のおやつについて記載しておりますが、幼児期のこどもにとって第4の食事と捉え、こども園のおやつは栄養面を考え甘い物ばかりにならないよう気を付けています。

献立表をご覧いただくと、おにぎりや甘酒、フルーツや蒸しパンなど様々な工夫がされている事が分かります。

 

15:40~      サークルタイム

おやつを食べた後は、少しゆっくりと過ごし、全員が揃ったところで1日の振り返りを行います。

今日はどんなことがあったかな?何をして遊んだかな?など、保育士が投げかけ、子ども達のつぶやきを引き出します。言葉が発達するこの時期、まだまだ思いを伝えることが難しい子どももいますが、それぞれが自分の思いを伝えようと、自分の言葉で表現する姿があります。

最近は、朝いた友達がいないことに気付き、「なんでいないの?」と尋ねる姿も…。寝ている間に、早く帰ることを伝えると、「なんで?」「なんで?」の嵐。午前中いっぱい遊んだ友達が、帰ってしまっている事にも気付き、疑問を感じるようになり、まわりの様子にも興味が深まってきていることを感じます。

 

 

15:45~      戸外遊び・室内遊び

残る子ども達の人数がへるので、戸外に出て好きな遊び。今のくるみ組には三輪車が人気です。午前中は、園児数が多いのでなかなか乗れない子ども達も、この時間は満足いくまで乗ることが出来ている様子。お迎えが来るのを遊びながら待ちます。

他学年の子ども達も戸外で過ごしていることもあり、この時間は他学年との交流も深まっている様子が見られています。

 

今回は午後の過ごし方について紹介しました。3号園児と14時に降園していく未認定の子ども達の関わりも深まっていることも感じます。

 

 

くるみ組の子ども達とご家族とのやり取りを見ながら、私自身、娘を保育園に預けていた日々の事を思い出します。朝早くから預け、迎えは延長保育で最後…という日も。

帰宅後は、食事の準備やお風呂など必要最低限の事だけしていても気が付いたら21時…。気持ちは20時までには寝かしたい…。しかし、そう思ってがんばったら自分がイライラしてしまう…。でも、明日の準備も…先に寝かせつけたら一緒に寝落ちしてしまって気が付いたら夜中…。そんなことを繰り返していました。

 

厚労省の未就学児睡眠指針では1~3歳は11~12時間、3~6歳は10~11時間が望ましいとされています。でも、11時間なんて、何時に寝かせればいいの?そう思っていた時に、担任の先生から「午睡も立派な睡眠時間!午睡を入れて11時間って思ったらいいんだよ!」と言われました。そう思うと少し、気持ちが楽になったのを覚えています。

幼児期にとって睡眠も成長と心の安定には重要。子ども達の健康を守るために、十分な睡眠時間の確保、また睡眠環境の確保も私たち大人の大切な役割だと考えます。これからも一緒に子ども達の健康を守るために考えていきましょう。

 

 

文責:田中

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