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2021.12.03

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錦ヶ丘の自然~クルミ~(2歳児 くるみ組)

どんぐり、松ぼっくり、木の実や落ち葉…秋の自然の贈り物がいっぱいの素敵な季節になりました。錦ヶ丘ののはら園にもいろいろな自然物が落ちています。

そして最近のくるみ組の子ども達は、自然物を探して、遊ぶことを楽しんでいます。

 

 

探す


錦坤館の前ののはら園にクルミの木があります。クルミの実が沢山落ちていて、子ども達はクルミ探しに夢中でした。(くるみ組だけに。)

「のはら園に行くよー。」と言うと喜んで靴を履いて出かけました。到着すると、我先にとクルミの実を見つけ、「あったよー。」と子ども達がうれしそうに大人に見せに来てくれ、また「ねぇ、見て。」と木を見上げて、上の方に実っているクルミを教えてくれる子もいました。

 

他にもどんぐり、椿の花、センダンの実、むべ、落ち葉や木の棒など、一人ひとり見つけた自然物を大切そうにポケットに入れたり、大人の持っているかごに集めたりして探すことを楽しんでいたようです。

遊ぶ


小春日和のある日、集めたクルミを水路に流して遊びました。子ども達は大喜び。流れてくるクルミを追いかけているみんなの目はキラキラで、生き生きしていました。

日ごろ出来ない経験を重ね、くるみ組の子ども達は創造力を養い、ワクワク、ドキドキの体験を通して豊かな人間性が育まれていきます。部屋では雨どいに転がし、部屋中クルミや自然物だらけにして遊びました。

食べる


のはら園でとってきたクルミで、クルミ割りをしました。

割れ目が付くまでフライパンで煎って、”クルミ割り器”でパッカーンと半分に割る事ことに成功しました。硬いクルミが割れた時、子ども達は「わぁー!!」と歓声を上げて、飛び上がって喜んでいました。そしてクルミの実がきれいに取れ、みんな感激!!その後割れ目の入ったクルミを子ども達が半分に割って、一緒に割る楽しさを味わいました。

クルミの実は煎って、味噌、みりんと砂糖で”クルミ味噌”にして、ご飯にのせて食べました。とてもクルミの味がして、美味しかったです。子ども達も喜んで食べていました。

 

 

園長によると、鹿児島でクルミの木は珍しいそうで、子ども達と一緒にとても貴重な体験をすることができました。

のはら園でクルミを拾うことを楽しんでいた子ども達ですが、数えてみると200個以上あり、みんなでビックリ。遊びながら、楽しんで学んでいることが多く、このことが生きていく力になっていくと考える毎日です。

まだたくさん残っているクルミをどうやって食べようかなあ…楽しみはまだいっぱいです。

 

 

おまけ


どんぐりも落ちていて、探して拾うことが上手になった子ども達がたくさん拾ってくれました。冬にいっぱい遊びたいと思います。

 

 

文責:西浦

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