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2021.12.03

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フェスタの見どころ ~自然から広がる空間~【5歳児 年長組】

先日のブログでは”色”の空間の紹介を行いました。

今回はもう一つの空間”自然”の見どころを紹介します。

 

 

自然から学び、自然に親しむ


花に興味をもち、図鑑を片手に花の名前を調べ始めた4月。

5月から10月まで行った稲作体験。

ゆうかり学園でのぶたやうしに触れる機会。

地域交流でドングリ拾い。

 

この1年を通して自然に親しむ活動を積極的に行ってきました。

体験から感じたことによる子どもの変化は、いたるところにあふれています。

 

田園風景から緑の色が色々ある事を知り、自然の面白さに気づきました。

保育室左右から見える雲の色が違うことに気付き、四季の変化を感じています。

四季折々の変化を見せるのはら園で葉っぱや木の実、花を見つけ、その感動を友達と共有する姿が見られます。

当たり前の風景を当たり前と捉えず、自然の変化に気づく感性の育ちに保育者自身も感動します。

 

 

 

形に残すには?


今回のフェスタでは体験から感じた感じた思いを作品として表現しています。

どんな材料がいいか選び、形作ります。

いきなり作ることが難しい子どもは”せっけいず”を書き進めながら作る姿も見られました。

体験から生き物の命を学んだ子ども達は、その感動を作品作りを通して形に残し、隣に座っている友達に「一緒の作品にしない?」と声を掛け、協同の作品として完成させたものもあります。

書く、描くことが唯一形に残る表現だと思っていた子ども達にとって、今回の素材との出会いは新たな世界観を広げたきっかけになった様です。

 

 

二つの空間を通して


フェスタ当日は二つの空間で年長児5歳児の姿を感じていただけたらと思います。

”上手にできている”という見立てだけでなく、子ども達が一生懸命作っている表情やワクワクしている表情、やり切った時の達成感を共感して頂けると幸いです。

 

 

最後に


フェスタ当日、職員も作品解説を行いますが、保育者は46名の子ども一人ひとりと話をし、どんなところを伝えたいか、どんな説明をするか相談しながら、当日ご家族の皆さんに伝えることができるよう取り組んでいます。

言葉で伝えることが出来る年長組だからこその”言語表現”。

お子様の感動を生の声でお楽しみください。

 

文責:水之浦

 

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