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2021.12.07

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フェスタの見どころ ~映画館を作ろう!~【4歳児 年中組】

日々の会話の中で様々な発見があります。

 

コロナ禍の夏休み。今年の夏も、「みんな元気にしているかな…」と思う機会がいつもより多かったように感じます。

色々心配していましたが、2学期始業式の日はみんなは良い表情で登園してきてくれました。内面的にも、外見的にもひとまわり成長していた姿にビックリ!!久しぶりに会う友達や保育者とのソワソワ感、休みの事を思い出しながらのワクワク感。話し始めたらきりがありません。

始業式が終わって、久しぶりのサークルタイム。「夏休み、家やこども園で楽しかったことを教えてください」という質問に目を輝かせる子ども達の姿が見られました。

 

 

それぞれの夏休み


サークルタイムの時間になると「私の話を聞いて!!」と言わんばかりの勢いで「はい!!」と、沢山の子ども達が積極的にアピールしていました。自分の話したいこともあるけど、同時に、「友達の話も聞きたい」という思いも伝わってきました。ここは、子ども達の心の成長を感じた部分です。

「プールに行ったよ」「お家プールした」

「おばあちゃんの家に行ったよ」「車で行った!」「僕も!」

「公園に行ったよ」「吉野公園!」色々な出来事をみんなが表情豊かに教えてくれました。

 

そんな中で子ども達の興味をひときわ引いたのが、「映画館」という言葉でした。

 

 

 

映画館を作る?!


活動が始まる前から、子ども達のアイデアが溢れるように飛び出してきました。

「どうやって?」「機械で写してるよね?」「でも、映画を映す機械はこども園にあるかな?」「園長先生に買ってもらう?」

「こすもす組だけじゃなくて他のお友達も呼びたい!」「あと、リズム室で、カーテン閉めて」「映画館だったら、ポップコーンとか作ればいいんじゃない?」

 

子ども達だけでどんどん話が進んでいきます。

私は聞いていて驚いたり、なるほど!と思ったり。

その中で、「どうしよう…」子ども達がだんだん行き詰まり始めました。

 

 

 

「調べてみよう!」の声が!


「どこで?」「どうやって?」「どうしたらいいのかな?」とハテナがいっぱいになってきた子ども達。

そこで「リズム室に本がたくさんあるよね?調べてみる?」と提案してみました。その言葉を聞いてみんなの目がキラキラ輝いたのを今でも思い出します。リズム室では数冊しか必要な本は見つからず、絵本館にも行きました。リズム室と絵本館で計5冊の本を借りました。

 

「これからどうなっていくのだろうか…?」心の片隅でこんな気持ちがありました。

でも、子ども達の話の展開を聞いていて、楽しさ面白さの方が大きくてワクワクしたのを覚えています。

 

 

 

『今』できることをできるだけ!

年中の『今』だから、『今』いる周りの友達と一緒に。

 

映画館を作りたい。その為に、調べる。友達と話し合う。そして作る。いつの間にか考える力がのびてきました。

したいこと。自分の気持ち。色々な伝え方ができるようになりました。

 

 

 

 

 

 

10人で作った映画館、お楽しみに♪

 

 

文責:四元

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