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2021.12.07

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フェスタの見どころ ~歌を歌おう!~【4歳児 年中組】

様々な歌を園でも家でも歌いこなし、「自分は歌う事が得意!大好きなの!!」と日頃からよく話していた4人が集まりました。

歌やダンスやリトミック、音楽が鳴り始めると子ども達なりに「リズム」を感じて、体を揺らし心地よさを感じる姿が日常に溢れていました。

 

今年の年中組は、子ども達の日頃の姿をより深めて「自分でもできた!」という思いを大切に育む保育を丁寧に!という思いから、初めからフェスタのことを子ども達に伝えることは控えました。なぜなら、誰かに見せるために自分の事を決めるのではなく、自分軸でしたいことを考えて欲しかったからです。

 

 

自分のしたいことと、実際の違い


「今日は、どんな歌を歌う?」という問いかけから毎日の活動は始まりました。

子ども達からは様々な意見が出てきました。「鬼滅の歌がいい!」「トイストーリーの歌!」などなど…。

でも、いざ伴奏に合わせて歌ってみると、「???」となることが多くありました。子ども達に問いかけてみると「歌詞が難しい」、「歌が入っているから歌っている気分になっていた」とのこと。

なるほど、そこまで自分を客観視しているなんで、凄い!!と驚くばかりでした。

 

 

自分達のできることを見つけよう!


この話し合いを境に、「自分が歌える歌、そして楽しいと思える歌」を探すことが始まりました。

日頃歌っている幼児向けの歌を保育者が色々歌って聞かせたり一緒に歌ったりする中で「鬼のパンツ」が子ども達の心にヒットしました。大人が歌うとげらげら笑いながら振りを付けて、心から楽しんでいることが伝わってくるようでした。

そして、鬼になって歌おうよ!という流れから、金棒や鬼の帽子を作る事になりました。ただ、このアイテムたち、子ども達のイメージにはあっていたようですが、実際に手に持ち歌ってみると「歌う時に邪魔になる」という意見が。子ども達と話し合い、歌う時には身に付けない事になりました…。こども達曰く、「鬼の動きになってしまうから(なくてもいい)」そうです。。。

 

ここまでのエピソードで子ども達の「歌う事への思い」を感じて頂けることと思います。

 

 

そして、フェスタ近づいた11月。子ども達にフェスタのことを伝えました。「家族が見に来ること」と「これまでやってきたことを見て欲しいよね!」と、更に活動への意欲の高まりになりました。

活動の振り返り用に撮りためた子ども達の「普段の歌の様子」の中から子ども達が選んだ、ベストソングを当日はご覧いただきたいと思います。お楽しみに!

 

文責:後藤

 

 

 

 

 

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