お知らせ

2021.12.21

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フェスタ、ありがとうございました‼ (1歳児 つくし組)

フェスタ当日は、たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。

いかがでしたか?日々の子どもたちの様子や成長を感じていただけていたら嬉しいです。私たち職員も、子どもたちの様子について保護者の方とお話し、一緒に成長を共有させていただいた貴重な時間になりました。

 

 

これまでも何回かお伝えしましたように、0・1歳児では、『日々の子どもたちの姿』そのものを表現と捉えております。

4月から続けてきた、砂や水・泥などの感触遊びから、今回展示していた絵の具や紙粘土などに繋がっています。

 

下の写真の天井から吊るしてある作品は、れんげ組と合同で行った遊びです。長い広幅用紙の上をTシャツとオムツになって全身で思い切り絵の具の感触を味わいました。中には、初めての経験に躊躇する子どももいましたが、周りの友達の様子を見て楽しさが伝わり、一緒にダイナミックに遊んでいました。

 

 

今、つくし組の子どもたちは、『自分と保育者』の関りから『自分と友達』の関わりへと変わってきています。「〇〇ちゃん、一緒に遊ぼう」「これどうぞ」などのやり取りする会話も増えてきました。

フェスタの時にも、見に来ていた友達を見つけて一緒に遊んだり、自分の写真ではなく友達の写真を見つけて、指差ししながら「○○君」と自分のお父さんやお母さんに教えてあげる姿も見られました。

私達保育者は、そのような子ども達の心の育ちを大切に捉え、最近は一歩引いて見守りをしています。

 

では、子ども同士の関わりではどのような育ちが期待されるのでしょうか?

 

 

 

子ども同士の関わりで期待される育ち


・友達の遊ぶ姿に刺激を受けて、真似たり一緒に遊んだりすることで遊びや発語が広がっていく。

・大人との関わりでは生まれない『物や場所などの取り合い』の中で、自分とは異なる他者の存在に気づき、自己主張だけでなく相手の立場に立って物事を考えられるようになっていく。

・いろいろな人や考えがある事に気づき、他者を認め、受け入れる心、多様性が育つ。

などが挙げられます。

 

子どもは子どもの中で育ちます。こども園という集団生活の中で育まれるものを大切にしていきたいですね。

 

今年度も残り3ヶ月となりました。一日一日を大切に子ども達の育ちに寄り添っていきたいと思います。

 

 

文責:川宿田

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