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2022.01.29

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自分を知るって大変で大切(4歳児 年中組)

私は、子どもの頃から『自己紹介』が苦手でした。

 

子どもの頃は“恥ずかしい”という思いが強かったかもしれませんが、今振り返ると、自分のことがあまり分かっていなかったことも大きな理由だと思います。

 

 

そして、大学の頃、「自己覚知」という言葉に出会いました。

 

自己覚知とは、きちんとした定義は定められていませんが、自分自身の価値観や考え方のパターンなどを自分自身が理解することです。

難しいですね。

 

大人になっても、あるいは大人になってからも成長が必要なものだと思います。

自分の考え方や価値観を理解することで、他の人と異なる価値観についてより一層理解できたり(他の人と価値観が違うのは当たり前)、人と生きるために自分の価値観をどこまで他人とすり合わせるべきかの社会を学んだり。

 

 

 

 

皆さんはどうですか?

 

 

 

自分の経験もあるので、子どもたちには「私ってこんな人」「私ってこんな遊びが好き」「私ってこの食べ物が嫌い」と、自分の言葉で表現する環境を大切にしてほしいと考えています。

しかし、子ども達自身で身に付けるのは、非常に難易度が高すぎること。

そこで、園では保育者が子ども達へ「自分」についての質問を投げかけて、子ども達自身が「自分」について考え、「自分」でこたえる時間をとっています。

 

それは、些細な事でもです。

 

例えば…

「自由遊びでは何が楽しかった?」

 

〈この質問を受け、子ども達は考えるでしょう。『今日、僕は(私は)何が楽しかったかな…』と… 〉

 

「どう感じた?」

『僕は(私は)悲しかったかな?』

 

 

言葉で表しにくい子には、こう問いかけます。

「悲しかったんだね」(共感)

 

 

そうすると、子どもは『僕は(私は)悲しかったんだ』と自分の感情に気が付くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

他人のことは視覚や聴覚として情報が入って来るので、気が付きやすいですよね。

こすもす組の子ども達も、友達や周りのことによく気が付くようになりました。

 

そんな時、私達は一言付け加えてみます。

 

 

「あなたはどうだった?」

 

「あなたはどう思った?」

 

 

自分に注目してもらえるきっかけを、彼ら彼女らは沢山持っています。

 

私達は、そのきっかけを常に作って渡してあげることができると思います。

 

 

主体を子ども達にした質問を、ぜひ投げかけてみてください。

 

 

私はもう一度、自分を知ることの大変さと大切さを勉強していきたいなと思っているところです。

 

 

文責:社会福祉士 新村

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