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2022.01.22
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繰り返される遊びの中で(3歳児 年少組 うさぎ組)

朝、登園し、自分で荷物の整理を済ませて遊びに入る子ども達。
そこで毎日繰り広げられる時間が、コーナー保育です。
自分でやりたい遊びを見つけて、その中でそれぞれが友達との関わり合いながら思い思いに遊びを楽しんでいます。
今回は、繰り返される遊びの中での子どもの育ちについてお伝えしていきたいと思います。
コーナー保育とは・・?
保育室内に、3つから4つの遊びをコーナーごとに分けて用意します。それぞれのコーナーで少人数単位で遊ぶ活動です。
子ども自らが“遊びの環境”を選び、自由な方法で遊びます。
コーナー保育の目的
「コーナー保育」は、一つ一つの遊びのコーナーにねらいを持って、環境作りを行っています。
その中で、子ども自身が遊びの環境を選択し、遊び方を自分で見つけ、自分や、また、他者と遊びを展開していきます。
自ら選んだ遊びに取り組むことで、自主性や独創性、創造性を伸ばし、物事に集中して取り組む力を身につけていきます。
また、同じ遊びを選んだ友達と物の貸し借りをすることで、コミュニケーション能力も育まれます。
ひとつの社会
同じ興味を持つ者同士で遊ぶことで仲を深めていく中で、そこにルールが生まれます。
小さな決まりごとを守って、お互いに譲り合いながら遊ぶので、自然と協調性を身につけていくことができるのです。
また、遊びそのものも自分で考えて動くので、主体性や行動力も身につきます。
ただ玩具を用意して自由に遊ばせているのではなく、コーナー保育を通し、子どもの持つ個性や能力を目覚めさせ、自分のやりたいことや好きな遊びを見つけて開花させることに繋げる保育として考えて日々取り組んでいます。
コミュニケーション能力の向上
コーナー保育では、子ども同士が接点を持つ時間が長くなります。
ケンカやおもちゃの取り合いなど、子ども同士の衝突の機会は増えるものの、そういった衝突は学びの機会でもあります。
その時、保育士はむやみに介入しません。
年少組も後期に入り、成長段階として自分の思いを相手に伝えることが出来るようになってきた時期にあるからこそ、子ども達の様子を見守りながら、まずは子ども同士で話し合って考えさせるようにしています。
そうして子ども同士のトラブルが起こった時には、保育士は、子ども達の思いに耳を傾け、子ども同士で話し合いを持てるように導いていきます。
自分達の力で解決策を見つけ出すことで、社会の中で生きる力やコミュニケーション能力が高まります。
友達との出会い、そして様々な人に対応できる
子どもの性格は十人十色。
「自分」とは違う「他者」との出会いがあり、その中で言葉でのやりとり、物や場所の共有、譲り合う経験を重ね、相手の思いにも気付けるようになる等して様々なことを学び、『対人関係』が育まれていきます。
私達保育者は、常に子ども達の様子を観察し、子ども同士の関わり方などに注意を払いながら見守っています。
毎日繰り返される遊びの1つである「コーナー保育」は、子ども自らが遊びの環境を選択し、自由な方法で遊び、それを自由に表現するというプロセスを重視しています。
子ども自身が自らの個性と能力と責任に目覚め、これから社会の中で生き抜く力を身に付けていけるよう見守り、時に援助していきながら育んでいこうと思います。
文責:堂園