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2022.07.02

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花の木デイズ 視察

一気に夏本番になりこども達も汗びっしょりになり遊んでいます。7月の給食で、冷たいおやつを出したいと思い、花の木デイズで作っているジェラートを初めて提供することになりました。なぜ、このジェラートを提供することになったのかの経緯やどのようなジェラートなのか、などをご説明させていただきます。

白鳩会の花の木デイズでは、ジェラートやアイスを作っていらっしゃいます。母体は、塔ノ原福祉会と同様に社会福祉法人です。職員の家族が花の木デイズに勤めており、こだわりのジェラートだということは以前から聞いていました。また、認定こども園錦ヶ丘の園長の堂園春衣は”社会福祉法人ゆうかり”の役員をしています。「同じ社会福祉法人として何かできることはないか」という相互支援という点からも、保育園・こども園でのジェラート提供を検討することになりました。

錦ヶ丘では給食食材の添加物を極力少なくするために加工品はほとんど使用しておりません。加工品をほとんど提供していない、というのも錦ヶ丘の給食の特色でもあります。また、ブログや子育て講座でもご説明している通り、現在、錦ヶ丘では有機野菜や無添加のものなどを厳選し、給食に取り入れています。添加物を必要最小限に抑え、子ども達や保護者の皆様が安心できるものを提供できるよう努めております。そのため、今回ジェラート提供を検討する中で、一番重要視するのは、錦ヶ丘のポリシーでもある、安心安全の食へのこだわりです。

花の木デイズのジェラートの製造過程やこだわりを知るために、実際に両園の栄養士2名が花の木デイズを視察させていただきました。

ーー花の木デイズーー

社会福祉法人白鳩会は、大隅を中心に障がい者の方の自立をサポートされています。白鳩会の施設である通所施設は、通いながら社会で活動するための訓練を受けたり、働く場として利用する施設です。

花の木デイズは、その施設の中の1つです。そして、ジェラート・焼き菓子・ピーナッツ豆腐・きびなごの南蛮漬け・高菜の漬物などを作っている新栄町にある工房です。

 

ーー食材・材料ーー

食材

主な材料の牛乳は大隅産で、たんかんは屋久島のもの、など果物や野菜も県内産のものを中心に使用しています。ブルーべリーは、花の木農場で育てている無農薬のものを使用しています。

材料

一般のアイスは、増粘多糖類という粘りをだしたり、乳化させるための添加物を使用しているそうですが、花の木デイズはそのような添加物は使わず、かわりに熊本県産のこんにゃくを使用しています。アイスに使えるこんにゃくジェルを開発してもらい、熊本から取り寄せているそうです。唯一の添加物は、トレハロースですが、こちらも自然由来のものを使用しています。

ーー工房ーー

工房はとても清潔感があり、焼き菓子やジェラートなど、製造品によりそれぞれ部屋が分けられています。器具も使うたびに洗浄、消毒を行っており、アレルギー対応や混入防止が徹底されていました。

花の木デイズに視察に行くことで、食材・材料のこだわり、工房の綺麗さなどを実際に聞き、見ることが出来ました。工場長の水之浦さんの「食材選びなどに妥協はしたくないです」というお言葉が大変印象的でした。私たち栄養士も同じ気持ちです。ほとんどを手作業で行っており皆さんの想いがつまっていると、子どもたちに安心して食べてもらえる食品だと感じました。

このような経緯を経て、今回給食で花の木デイズのジェラートを提供することとなりました。

今回給食で提供するのは、”ミルク”味です。その他にも、花の木農場で育てた無農薬の果物を使ったブルーベリー味や鹿児島県産の安納芋やさつまいも味など、季節に合わせた種類が多くあります。

リンクを貼っていますのでぜひチェックしてみてください。

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ジェラート | 鹿児島のめぐみ 花の木農場 (hananokifarm.jp) 

文責 こども園栄養士  米澤

   保育園栄養士  大西

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