お知らせ
2022.12.26
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園生活は成長の日々(1歳児 つくし組)

4月に子どもと対面してから8ヶ月。
これまで子どもにとって園生活が楽しいと感じられるよう、様々な工夫をしながら日々を過ごしてきました。
今回は、8ヶ月を通して感じた1歳児クラス子どもの成長について、『幼保連携型認定こども園教育・保育指針』で述べられている、保育を行っていくときの視点である『5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)』を通してお伝えしていきたいと思います。
身近な環境から(環境)
園生活では、遊ぶ場所・寝る場所・給食を食べる場所など、それぞれの活動によって場所が分かれています。
つくし組が始まった頃は給食中の離席がありましたが、生活に慣れると共に友達と一緒に食べる楽しさや食への興味が深まり、座って食べることができるようになりました。
日々の生活の中で、それぞれの場所で何をするか結びつくと、「今は~の時間だ」と自分で考えながら、過ごす姿がでてきています。
また、戸外では子どもの大好きな探索活動を楽しみ、のはら園や園庭で思いきり体を動かしたり、じっくりと様々な植物・動物を観察したりしています。
この探索活動から、子どもが自分から環境と関わろうとする力、「これはなんだろう?」と考える力や探求心の土台、気付きや発見を大人や友達と共有したい気持ちを養うことができます。
言葉の発達(言葉)
大人との温かい関わり(~したかったね、おいしいねなどの共感・代弁)を通して、自分の気持ちを伝える・表現する楽しさを感じる経験を重ねたことで、子どもからの自発的な自己表現が出てくるようになりました。
安心して自己表現ができるまでには、言いたいけど言葉にならない、どう伝えたらいいのかわからない思いがたくさんあるのも1歳児として当然の姿です。上手く伝えられない歯痒さや、感情の素直な動きから、噛みつきや引っ掻きも起こっていました。
大人が子どもの指差しや目線の先に「~があったね」「きれいだね」などの声掛け、気持ちのぶつかり合いの場面では「使いたかったね」「痛かったね」等の共感の言葉掛けを行うことで、思いを受け止めてもらえた安心感から、子どものさらなる『伝えたい!』の気持ちが育まれ、より様々な感情を伝えようとする姿も見られるようになっています。
「気持ちを受け止めてもらえて嬉しい!」「伝えるって楽しい!」と感じられるような関わりを心がけています。
初めての集団生活(人間関係)
保護者と離れてからお迎えまでの間に何をして過ごすか、誰と関わるか等、子どもなりに一生懸命考えて過ごしています。
まずは園が安全・安心な場所であること、大人が安全基地として何かあったら帰ることができる存在であることが伝わるよう心掛け、園での生活を安心して楽しく過ごせるように声を掛けたり、気持ちを受け止めたりしてきました。
毎日の関わりが実を結び、「~したい」という気持ちを持って、大人や友達と関わりながら笑顔で過ごす時間が増えています。
この関わりによって、大人対子どもの関わりから、子ども同士の関わりが生まれます。
一緒におやつを食べる・遊ぶ経験を通して、「おいしいね」「貸して」と自分の気持ちを伝えたい・分かち合いたいという気持ちが育まれ、徐々に隣にならんで遊んだり、物を共有しながら一緒に遊んだりする姿も見られるようになりました。
今では、友達の様子を見て「大丈夫?」と声をかけて頭をなでたり、友達の持ち物を指差しながら「〇〇くんここだよ」と教えてくれる姿も見られるようになりました。
これからさらに子ども同士の関わりが広がっていきそうです!
園で元気に過ごすために(健康)
オムツや衣服、靴の着脱など、自分でしてみたいことがたくさんでてきました。
おしりマットをご準備頂いたことで、子ども一人ひとりが自分の着替える場所を決めて取り組んでいます。
けれど、まだまだ「自分でしたい」と「上手くできない」の葛藤の日々。
大人が「手伝いたい…!」という気持ちになることもありますが、焦らず、子どもの気持ちに寄り添いながらじっくり見守り、待つようにしています。
豊かなイメージを表現する(表現)
子どもの自己表現は実に多様です。
泣く事や笑う事で自分の気持ちを表出してきた子ども達。少しずつ世界が広がり、自然の中で沢山の美しいものや面白いものと出会ってきました。
自然の中での気付きや美しいと感じる心から、イメージする力が育まれます。
絵の具やお絵描きなども、よりダイナミックになってきました。これからの遊びの広がりが楽しみです。
これまでの8ヶ月の中で、たくさんの成長を感じる出来事がありました。
先日のフェスタでも感じて頂けたのではないでしょうか。
つくし組としての生活も残り3か月。これからも子どもの成長を保護者の皆様と分かち合っていきたいと思います。
文責:池田