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2022.09.06

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ヒヤッと!氷遊び(れんげ組)

 

9月に入って夜が涼しくなってきましたが、昼はまだ暑い日が続いていますね。

そんな暑さを吹き飛ばすべく、れんげ組では氷遊びをしました。

 


 

 

氷遊びのスタートでは、氷そのものを直接触ると刺激が強くて驚く子どももいるので、カップやペットボトルに水を入れて凍らせたものを出しました。

 

冷たいですが直接触るよりも、抵抗が少なかったように感じます。

 

 

 

 

カップやペットボトルを持った子ども達は一番に口へ持って行き、唇を付けたり、舌で舐めたりして氷に親しんでいました。

れんげ組の子ども達は口に入れて、その物を確かめようとする姿が多いです。

何でも口に入れるので、氷を飲み込まないよう窒息を防ぐことへの配慮は必須ですが、氷自体は水なので口に入れても安全な物です。

誤飲が無いよう見守りつつも、口に入れて確かめてみたいという気持ちも尊重して活動をしています。

 

氷が溶けてカップから出てくると、直接触ろうと頑張りますが子ども達の小さな手指では氷を触るのも一苦労です。

つるつる滑る氷を掴もうと試行錯誤しますが、なかなか掴めなくて悔しそうな表情を見せてくれました。

小さくなってペットボトルから出てきた氷を戻そうと、氷を指でつまんで入れようとする姿も見られました。みんな指先をよく使って動かしていたので、手指の発達を促す事ができたのではないかと思います。

 

 

 

 

ペットボトルの中の氷も溶けて氷が砕けてくると、シャカシャカと音が鳴る事を発見した子ども達。転がしたり、振ったりしてマラカスのようにして楽しんでいました。

氷に触れることで子ども達は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感が発達しているように感じました。五感を育てることは脳の活性化につながります。

脳が活性化することで、ひらめく直感力 、危険を回避する能力、生きていく上で欠かせない情緒的な感情を伸ばしていき、生命力あふれる子どもの成長に繋がります。

日常生活の中でも、五感は働きますが大人が遊びの中で五感を感じられるように働きかけることで、子どもの感性や経験がより豊かなものになります

特に、氷遊びや水遊びのような夏にしかできなかったり、その季節にしかできないような遊びは、その貴重な時間を逃さないように意識して取り入れるようにしています。

 

 

ずっと氷を触っていると、冷たいのでお湯をタライに入れて出すと、子ども達は温度の違いも感じられているようで、冷たくなった手を温めていました。

お湯の中に氷を入れて小さくなっていく様子を眺め、笑顔を見せてくれた子もいましたよ。

れんげ組では初めての氷遊び。短い時間でしたがその間で、沢山の事を感じられているようでした。

これからも五感を使った活動を沢山取り入れていきたいです。

 

 

文責:唐仁原

 

 

 

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