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2022.12.28

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新聞紙遊びを通して(0歳児 れんげ組)

入園してから、たくさんの素材に触れてきた子どもたち。

今回は、感触遊びの一つである新聞紙遊びの様子をお伝えしたいと思います。

最近は、インターネットで即座に情報を得ることができるため、新聞を取るご家庭は少なくなってきているのではないでしょうか。

さて、子どもたちにとってはあまり馴染みのないものになっているであろう新聞紙ですが、実は、入園したての頃から、子どもたちは新聞紙の存在は認知していたように思います。

それはなぜか、、、給食の際に足元に敷かれていたからです。足の裏で、しっかり新聞紙を踏んで、ご飯を食べていました。

だからなのか、初めて新聞紙で遊んだ際には、新聞紙を抵抗なく触ることが出来ていました。

 

新聞紙の魅力


新聞紙の魅力は「破る」「丸める」「隠れる」「見立てる」という遊びのバリエーションが多いことです。

また、自分が納得できるまでとことん遊び込む経験もすることができます。

れんげの子どもたちにはまず最初に新聞紙をそのまま渡してみました。

破れることに自分達で気付いてほしかったからです。

すると、1人の子どもがビリビリと破り始めることが出来ました。

「お!!」という表情。

「破れたね!びりびりだね~!」という大人の声掛けで、他の子どもたちも気付いて近くに寄ってきました。

すると、破りたいと大人に新聞紙を持ってくる子どもが続出。少し切り込みを入れることで、簡単に破ることが出来ました。

 

「破る」という動作の他に、新聞紙を布団に見立てて寝転がる子どもの様子も見られました。

自分の経験と結びつけ、見立てることが出来てきているようです。

 

遊びの幅を広げていこう!


新聞紙をはじめとして、おはながみなどのやわらかい紙の素材も楽しめるようになったら嬉しいなと感じています。

感覚遊びを満足するまでやることで情緒が安定していくそうです。

 

初めての物でも楽しく遊ぶ事が出来るのが、れんげ組の子どもたちの良いところだと思っています!

これからもたくさんの初めてを一緒に楽しんでいこうね!!

文責:中村

 

 

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