お知らせ

2022.11.08

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8月・9月避難訓練

錦ヶ丘では、毎月、様々な災害を想定して避難訓練を行っています。

今回は、8月・9月に行われた避難訓練についてお伝えします。

 

8月避難訓練:もし台風がきたら…?

台風ってなに?台風が来たらどうしたらいい?

子どもたちと台風について話をし、

①外に出ない

②建物の中で、窓から離れた場所に集まる

の2点を子どもたちと約束しました。

子どもたちは訓練の放送を聞くと、すみやかに保育室中央に集まります。

避難訓練では、普段とは少し違った雰囲気の中で不安になる子もいます。そんな時は、保育者が近くに寄り添い、声を掛け、落ち着くことができるようにしています。また、普段から大人が傍にいる事、守る事も伝え、少しでも子どもたちの不安な気持ちを軽減したり受け止めたりしています。

 

避難完了後、保育者は子どもの人数を確認し、報告をします。今回は台風で停電が発生したことを想定し、園の内線やICT機器を使わずに報告を行いました。

停電が発生し、園の電話、PC等が使えなくなった時にどのように保護者と連絡をとったり、子どもたちの安全確認をしたりするか、停電時の連絡手段についても確認しました。

毎月の訓練の中で私たち保育者は、もしもの事態が起きた時に備え、対策・計画を図ることを大切にしています。

 

 

 

9月避難訓練:もし火事が起きたら…?(消防立会い)

「放送の声に耳を傾け、大人の声をきちんと聞いてほしい」というねらいの元、子ども達には何の避難訓練を伝えて訓練を行いました。

 

実際の様子

さて、子どもたちもみんな登園した午前10時頃。火災は起こりました。

 

給食室からの火災ということで、栄養士が園全体に火災を知らせます。

保育者は窓を閉め、子どもたちの安全を確保し、給食室から遠い、なたおれの木の下に全員避難誘導しました。

 

 

大事な合言葉「おかしもち」

 

※画像引用 https://eiyoushi-hutaba.com/?p=2773

子どもたちに質問してもすぐに答えられるほど、子どもたちにも定着している言葉です。

消防士の方からは、

  1. 子どもたちが大人の話を聞いてしっかり避難することが出来ている。
  2. 職員の皆さんが全体を見ていて、避難の際に、各クラス前方と後方について誘導できているのが素晴らしい!

とお褒めの言葉を頂きました。

毎月行っている避難訓練だからこそ、避難の仕方や、職員、子どもたちの避難への意識が高まっているのではないかと感じています。

 

 

最後に

全職員が消火器の使い方を知り、使うことができるように、消火訓練も毎月行っています。

今後も、子どもたちの安全を守るため、もしもの時にどうするか園全体で考え続けていきたいと思います。ご家庭でも、ぜひ、「もしもの時」に備えて話をしてみてください。

いつ起こるか分からない災害。

それは園だけではなく、ご家庭でも一緒だと思います。

もしご家庭で災害が起きたらどうすればよいか、どこに逃げればよいのか、ぜひご家庭でもお子様と話をされてみてくださいね。

 

文責:今村・中村

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