お知らせ
2022.10.11
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0歳から性教育をはじめましょう!!

10月1日(土)に「0歳から性教育をはじめましょう。」と題して、子育て講座を行いました。
保護者の皆様は、今までどんな性教育を受けてきましたか?
「生命誕生」「月経と射精」「思春期の体の変化」「避妊」「性感染症」は記憶にあるのではないでしょうか?
これから生きていく子ども達は、私たちが受けてきた性教育に加えて、
「ジェンダー平等」「性の多様性」「性的同意」「意思決定」「ネット情報」「受精と妊娠」「人を好きになるってどんなこと?」等の時代にあった性教育が大切になってきます。
ちなみに、世界の性教育は、2009年ユネスコがまとめた「セクシュアリティ教育ガイダンス」を基に、それぞれの国の性教育がすすめられています。
お子さんにどのように性教育していけばいいか悩んでいませんか?
- まだまだ小さいからいきなり性のこと話しづらいし、先送りしたい。
- 親戚や周りに「まだまだ早すぎ」って怒られそう。周りの目も気になる。
- きちんと話したいけど何を教えればいいか、知識がなくてどうしよう。
このような気持ちで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「どうして性教育が必要なのか」
「子ども達にどんな人生を送ってほしいのか」
この機会に、あらためて考えてみませんか?
なぜ0歳から性教育?
- 子どもは大人の所有物ではなく、0歳から人権があります。自分の体や心を大切に扱われ、大切にすることを学ぶ権利があります。
- 自分の体や心を大切されている経験をすることで、友達やまわりの人を大切であることを認識していきます。
- 性被害を防げる。SNSを使った性犯罪が増えてきています。幼児や男の子も被害者になる可能性があります。
- 家族間での良好な関係づくりができる。
- 予期せぬ妊娠を防げる。
性教育は、”あなたが大切だよ”、”みんなも一人一人大切だね”と伝えていくものです。
親子の関わりの中で、社会的ルールを踏まえながら、同意や意思決定を幼児期から意識して、声かけしていけたらいいですね。
0歳からの性教育って?
- 子どもの人権を大切に接しましょう。子どもだからわからないだろうという意識は変えていきましょう。
- 五感を育む遊びを取り入れましょう。この時期、家庭では、特にスキンシップ、一緒に食事、お風呂等の時間を大切にしてほしいです。
- ジェンダー教育は家庭の会話から意識しましょう。大人の「男らしさ」「女らしさ」という言葉は、子どもの耳に残っており、価値観の形成に大きく関わります。ありのままの自分を表現できるような関係づくりをしていきましょう。
本園での性教育の取り組み
・ オムツ替え、着替えなどの際は必ず「触るよ〜」と声かけています。
・ 「男の子らしさ」「女の子らしさ」という言葉は使いません。
・ お昼寝の際は、4歳以上は布団を男女分けて寝かせています。ただし、男女分けているから大丈夫と思わず、見守りをしっかりしています。
・ 4歳児以上の着替えはプライベートゾーンを意識させながら、「恥ずかしい」という言葉にも丁寧に対応しています。
・ 子どもの興味を大切に身体の図鑑や絵本を充実させています。
・ 絵本の読み聞かせなどで体に興味が持てるような保育をしています。
・ 貸し出し用の絵本や保護者向けの本を揃えていきます。
・ 動画で体や性に関する絵本の読み聞かせや性教育を含む子育てミニ講座を行っていきます。
幼児期に家庭で取り組んでほしい性教育
◎自分の体は自分のもの、心地よさを大切に!
プライベートパーツは親子でも「触るよ〜」と声をかけていきましょう。または、3歳くらいからは、「他の人にプライベートパーツは見せない。触らせない。」も、ぜひ声をかけてくださいね。
◎スキンシップは時間を見つけて、短い時間でもしっかり目を合わせて!
幼児期は愛着形成をしたり、心地よいタッチの感覚を育んだりする一番いい時期です。
◎性教育の絵本の活用しましょう。
直接話すのは難しいですが、絵本を通じて、一緒に学ぶのも性教育です。私たちの体や心の仕組みの不思議さ、壮大さを、ぜひ親子で感じてみましょう。
◎大人が性教育について学んでみましょう。
人権教育、ジェンダー教育や科学的な根拠に基づいた体や性のしくみ等、私たち大人もまだまだ知らないこといっぱいあります。
幼児期だからこそできる性教育があります。
「小さいからまだ知らなくていい。」「子どもだから誤魔化しておこう」ではなく、
子ども達の疑問や思いにしっかり向き合い、一緒に学ぶことが、悩みが多いと予想される思春期の子育てにつながっていきます。
さあ!0歳から性教育始めてみませんか?
文責:壽福