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2022.11.25

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イメージを広げて(4歳児 年中組)

子どもたちの大好きな童具遊び。童具を用意し、「どうぞ!」と子どもたちを送り出すと、大人が特に声を掛けずとも思い思いに遊びだします。その中で、以前は高く積み上げて遊ぶ事が多かった童具ですが、最近はよりイメージしたものを具体的に表現し、その世界に入り込んで遊ぶ姿が見られるようになってきています。

 

童具の世界で


「工事中の場所を作りたい!」と発言してくれたAくん。Aくんの呼びかけに集まった子どもたちは、

「工事中だから屋根がない家にするのは?」「クレーン車もあるよね」「クレーン車で工事の材料を運ぼう」

とそれぞれがイメージすることを伝えながら作りだしました。

「クレーン車が通ります」「ここに工事の人がいるよ」とその世界に入り込み、作りながら見立て遊びも楽しんでいました。すると、その中でさらに作りたい物が出てきて、遊びが広がっていきます。

1時間ほど集中して遊び続ける姿もあり、子どもたちのイメージがどんどん深まっていることを感じます。

 

子どもたちの細かくイメージしたり、イメージしたものを形にする姿には感心するばかりです。

また、子どもたちの豊かな発想では、大人の思いもよらない考えや、こうだろうと予想していたことを覆すこともしばしば。

 

 

子どもたちのイメージするもの


フェスタでやってみたいことについて話し合った際、気球や鳥など空にあるものを作りたい!という子どもたちの思いからできた空チーム。空と聞いて、私は青空、昼間の空をイメージしていましたが、子どもたちが描いたイメージ図にはたくさんの星が!子どもたちの思い描いた空はたくさんの星が輝く夜空でした。これには驚くとともに、大人の思い込みで決めてはいけないなと自分の考えを振り返りました。

 

大人の考えのみで決めてしまうのではなく、子どもたちと一緒に考える、子どもの思いに耳を傾けて進めていく錦ヶ丘の保育。「ぼくはこうしたい!」「わたしはこう思う!」と日々子どもたちの思いが溢れています。

フェスタでは、子どもたちから溢れるやってみたいを感じていただけると思います。ぜひ、お楽しみください。

 

文責:今村

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