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2023.03.16

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3月 避難訓練(火災)

3月は火災を想定して避難訓練を行いました。

 

「火事だーーー!」

今回の避難訓練は、夕方の子どもも職員も少なくなった時間帯を想定しての避難訓練。

目的は、「火災の避難時の約束事や避難方法を知る」「職員が少ない時間帯での避難誘導の方法を確認する」でした。

15時30分、火事を知らせる職員の声と同時に非常ベルの音が聞こえ、訓練が始まりました。

ましゅまろはうすの子どもの中にはベルの音に驚いて涙が出る子もいましたが、しっかり大人の声を聞き、避難場所へ逃げることができました。

避難する際、大人は担当するクラスだけでなく、全体に目を向けて避難の誘導することを心掛けています

手が足りないクラスがあれば声をかけ、抱っこをしたり、手を引いて避難場所まで誘導します。

訓練の回数を重ねるごとに避難も職員の連携もスムーズになってきています。

避難と合わせて119番に通報訓練も行いました。

通報した職員は消防の方から建物の構造、子どもと大人の人数など質問を受けますが、緊急事態になると受け答えにつまってしまうこともありました。

大人も子どもも、1回1回の訓練を大事に取り組んでいくことによって「いざ」というときに動けるようにすることが大切だなと改めて感じました。

 

お(さない)か(けない)し(ゃべらない)も(どらない)ち(かよらない)

避難した後は、避難する時の約束事を子ども達と確認します。

「なんで○○したらいけないの?」と問いかけると「△△だから!」と答えるこどもたち。

約束の言葉を覚える事はもちろん大切ですが、なぜそうしなければならないかを考え、理解することが大切です

今回は煙の怖さについても話をしました。

煙は炎よりも先に広がっていきます。

煙によって視界が悪くなるだけでなく、物が燃えたときに発する有毒なガスを吸い込まないようする必要があります。

とくに、一酸化炭素は、数呼吸しただけでも命の危険にさらされます。

避難する時には手やハンカチでしっかり口と鼻を覆うことも伝えました

 

 

その後の消火訓練では「初期消火は誰がするのか」「119番は誰がするのか」をしっかりと指名し、消火訓練を行いました。

すべての職員が消火訓練を経験できるように計画しています。

 

 

最後に

月に一度行われる避難訓練が有意義なものになるよう、今後も園全体で取り組んで参ります。

繰り返しになりますが、ご家庭でもぜひ、”もしもの時”に備えての話をされてみてくださいね。

文責:淵上

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