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2023.05.16

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避難訓練って、なぁに?(4月避難訓練・総合)

本園では、消防法令に基づいて消防計画を作成し、避難器具や消火設備を設置し、また、災害や不審者の侵入をを想定して、毎月避難・消火訓練や不審者対応訓練を行っています。

 

 

4月の避難訓練の目的は?

4月の避難訓練は「避難訓練」について知ることが大きな目的として行いました。

まず最初に子どもたちに紹介したのは、非常ベルの音。大人でも、けたたましいベルの音に怖さを感じますよね。経験が少ない子どもたちは、尚更怖さを感じます。恐怖心をダイレクトに与えないように、一つ一つ、丁寧に説明することを心がけました。

 

「『この音が鳴ると、何か、起きたんだな~。』って思ってね。そしたら、放送をします。大人がなんて言っているか聞いてね!」

と伝えることで、子どもたちは落ち着いて耳を傾け、ベルについて知ったり理解をしたりしできたのではないかと思います。

 

続いて、実際に避難を行いました。

「訓練です、訓練です!給食室で火災が発生しました。みなさんは、大人の話を聞いて、なたおれの下に避難しましょう。」

放送の指示を聞き、落ち着いて、無事に全員避難することができました。進級した子どもたちの中には、これまでの訓練での経験や学びを活かして、煙を吸い込まない様に口元に手を当てて、逃げる姿も…。

 

全体で集まり『おかしも』について伝えた後、「避難訓練は、火事が起きた時や地震が起きた時、どうやったらみんなけがをせずに安心して逃げることができるか、練習する日だよ。何が起きても、大人たちがみんなを守るから、安心してね!」と子ども達に伝えました。

『お父さん・お母さんがいない園ではこども園の大人たちが守ってくれる』ということを、経験を通して感じて安心感につながればいいなと思います。

子どもたちの安全を確保してこその毎日の保育。

毎月の避難訓練を通して、園内の安全や有事の際の動きについて、子ども達と一緒に考え続けていきたいと思います。

 

文責:後藤

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