だんだんと暑い日が続き、夏の訪れを感じる季節となりました。

先月は、参観週間が行われ、子ども達の園での様子を間近で見ていただき、また、保護者の皆様とじっくりとお話できる貴重な機会となりました。

くるみ組の参観週間は、「集団生活での様子をご覧いただき、保護者の皆様とよりよい連携を図る」ことをねらいとして行いました。

子ども達は、初めての参観週間で、保護者の皆様に園生活での姿を見てもらうことに、どきどきわくわくな参観週間だったと思います。

参観週間での子ども達の様子

保護者の皆様と一緒に過ごすくるみ組の子ども達は、とても嬉しそうな笑顔で溢れていました。

毎日の活動や遊びも違った楽しさを感じられたと思います。

子ども達の中には保護者から離れられず、涙を流したり、活動や遊びに入り込めなかったりと、その姿を見て不安に思った保護者の方もいらっしゃったかと思います。

子ども達の気持ちを考え、「寂しい」「一緒にいたい」気持ちを受け止めながら、保護者の方と寄り添って活動を行いました。

保護者の皆様が子ども達と一緒に活動に参加してくださったり、寄り添ったりしてくださることで、子ども達も安心して過ごすことができ、楽しんで過ごせていました。。

この参観で、園生活での様子だけでなく、園の三本柱であるリズム、わらべうた、童具を知る機会にもなったと思います。また子ども達と一緒の目線になって活動に入る機会にもなったのではないでしょうか。

「園ではこんな活動や遊びをしているんだな！」

「こんなこともできるようになったんだな！」

と、普段の園生活の様子や成長を感じた参観週間だったという声も聞かれ、嬉しく感じています。

参観週間を通して伝えたいこと

４月に比べて、自分の気持ちを言葉に出して伝えたり、着脱や排泄も一人でしようと頑張ったり、友達とのやりとりの中で泣く、笑うなど様々な経験を得て、人間関係を学んだりと少しずつ身体も心も大きく成長しています。

成長していく中でのつまずき、葛藤を受け止めながら、子ども一人ひとりの安心基地となるように温かく見守っているところです。

保護者の皆様ともに子ども達の成長を喜んだり、悩んだりと気持ちを共有していきたいと思います。

これからも子ども達の成長で心配な事や不安な事、また嬉しかった出来事がありましたら、いつでもお話を聞かせてくださいね。

文責：寺口