お知らせ

2023.11.06

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自然の中で経験してほしいこと(0歳児 れんげ組)

銀木犀の香りが園庭いっぱいに広がり、空が澄み清々しい秋を感じる季節になってきました。

子ども達も、良い香りにつられて戸外の探索活動ますます活発になってきています。

今回は、0歳児の探索活動の様子とのはら園で経験してほしいことについてお伝えしていきます。

 

探索活動とは?

探索とは、興味のあるものに触れてみようとし、確かめ、知ろうとする姿のことです。

この遊びを通して、物の質感を確かめたり、今までそばにいた大人から少し離れた世界に1歩踏み出す経験をしていきます。

最近のれんげ組の子ども達は、少しずつ歩行が安定し、自ら歩み出すことが増えてきました。そんな11歩慎重に歩く姿に手を貸したくなる気持ちをぐっと堪えつつ、

「見てるから遊びに行っておいで」

と遊びを見守るようにしています。

遊びの中でも特に葉っぱに興味をもつ姿があり、手のひらですり潰すような動きをしながら葉がくしゃくしゃとなる感触と音を楽しみながら姿を見せてくれる子もいます。

一人ひとり興味のあるものや、それぞれ自然の捉え方、感じ方が違うところも、遊びの楽しさを一緒に共有していて面白い姿がだなと感じています。

 

自然を通して感じてほしいこと

私はこの季節になると、金木犀の香りがどこからともなく香り幸せな気持ちになったり、鰯雲を見つけると「秋だな冬まであっという間かな、」と感じたりします。秋の知らせが分かるのは、誰から教わったわけでもなくこれまで生きてきた経験、過ごしてきた環境からわかることです。

そんな大人になると当たり前のように感じてしまう季節の移ろい、変化の美しさに沢山触れることのできる1年、1年を大切に子ども達に過ごしてほしいと思っています。

 

文責:武田

 

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