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2023.11.15

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食~本物に触れる〜(0歳児 れんげ組)

秋刀魚を炭火で焼く香りや、落ち葉遊び、のはら園探索など、錦ヶ丘では五感を使った秋の遊びが盛んになってきました。

今回は、本物に触れる活動、焼き芋遊びの時の子ども達の姿をお伝えてしていきす。

✳︎4月当初の離乳食がスタートした子どもたちの姿はこちらのブログをご覧ください🎵

 

本物に触れる活動(食事の出来上がる過程)🍠

他の学年に比べて月齢差の大きい0歳児クラスでは、離乳食が始まってしばらくたった子ども達から、大人と同じように普通食を食べている子ども達まで幅広く在籍しています。

食べることが大好きな子どもたちに、

本物に触れる体験、食材に触れる活動や食の出来上がる過程に触れることができる体験ができないかな…

と担任の中で話をしていた時に、年中児からさつまいものおすそ分けをもらい、一緒に焼き芋をすることに…

 

活動前に、見立て遊びが増えてきた子ども達を中心に、食べ物を見様見真似でアルミホイルで巻いたり、手のひらで握ったりしました。アルミホイルの中が食べ物だと分かると大事に握りしめ、なかなか手放さなかったりする姿もありました。

給食では、出来上がったものを目の前にする子ども達にとって、下準備や出来上がるまでの待ち時間、芋が焼けてくる香りを体感することはとても新鮮なことだったと思います。

錦ヶ丘では、食の「いただく」部分だけではなく、それまでの過程を見ることや待つ時のわくわくする感覚、その食材のそのものに触れて感じることも「食育」の一部の活動として大切にしている活動です。

 

焼き芋あそびの子ども達の姿

実際に保育室から火が見えるとテラスの柵の所までに駆け寄り、

「あっちっち!」

「あった!」

と指差しをしたり、柵からじっと火の暖かさを感じる表情など、それぞれの表現の仕方で焼き芋が焼ける様子を教えてくれました。

また、口に運ぶまでの30分間、大人でも待ち遠しく感じてしまう時の長さを、子ども達は今か今かと心待ちにしてる姿が伝わってきました。

アルミから取り出した焼き芋を見せると、湯気の立つ様子やほんのり甘い香りを嗅ぎながら、口を大きく開ける子ども達。

嗅覚で

「これは美味しそうな香り!」

と察知する姿、人間の本能ってすごいなと感心させられた場面でもありました。

五感で沢山の刺激を受けた日は、普段以上にお皿が綺麗になるまで食事が進む姿がありました!

 

今年は例年よりも、秋と感じる気候が長く続いています。

子どもたちと本物に触れる経験を通して、食欲の秋を堪能して行けたらと思います🍂

 

文責:武田

 

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