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2024.01.25

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新聞紙遊びを通して(0歳児 れんげ組)

入園当初から、離乳食を食べる際や活動の中で触れることの多かった新聞紙。

れんげ組でも、新聞紙遊びを繰り返し行ってきました。

繰り返し取り組んできた中で、子どもたちの遊び方、身体の使い方にも変化が見られています。

今回のブログでは、新聞紙遊びの様子と新聞紙遊びで育つものについてお伝えしたいと思います!

 

新聞紙遊びの変化

入園して間もないころの新聞紙遊びは、手でぐしゃっと握る、ハイハイで新聞紙の上を渡るという遊び方でした。手や足で触れることで、新聞紙の感触を確かめるように遊んでいました。

 

夏頃、手で割く動きが出てきました。

 

そして先日行った新聞紙遊び。

初めは新聞紙の上を歩いてカサカサとなる音や感触を楽しんでいた子どもたち。

一人の子どもが新聞紙を割いたことで、割く遊びにつながっていきました。ほとんどの子どもが指先を使って割く動きができるようになっており、以前からできていた子どもはより細かく細かく割くことができるようになっています。

 

そこから遊びがどんどん広がっていきました。

・割いた新聞紙をぎゅぎゅっと丸める

・丸めた新聞紙を投げる

・新聞紙を袋に詰める

・偶然空いた穴に気付き「いないいないばあ」をする

・新聞紙のイラストを見る

・はちまきのように頭につけてみる

私たち保育者も驚くほど、どんどん遊びを見つけ、長い時間じっくり遊びこめるようになってきています。

 

なぜ、新聞紙遊びをするの?

新聞紙遊びの特徴として、全身を動かす粗大運動手先を細かく使った微細運動があります。

大きく破る

細かくちぎる

丸める

投げる

といったように体を大きく動かす動き指先を使った細かい動きもできます。

このように、時には大きく、時には手先を使い、子どもたちが思いのままじっくり遊ぶことで心も満たされていきます。

 

手先の使い方も上手になってきて、遊びのバリエーションもうんと増えてきたれんげ組の子どもたち。

これからどのような動きができるようになってくるのか、どのように遊びが広がっていくのか、楽しみです!

 

文責:今村

 

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