お知らせ

2024.01.15

Blog

年少のみんなが頑張っていること(3歳児/年少)

 

新園舎に引越ししてから、早くも1ヶ月が過ぎ、新しい環境にも慣れてきました。

今回は、年少の子どもが進級に向けて取り組んでいることをお伝えします。

 

パンツを履いて過ごしてみよう!

現在、パンツで過ごしている子ども、紙オムツとパンツの両方を準備して、トイレトレーニングをしている子どももいます。

進級に向けての取り組みとして、オムツを履き替える際は、トイレで着替えるようにしています。トイレに足を運ぶことで、トイレで排泄している友達の姿に刺激されてトイレに座ったり、「今日は、お兄さんパンツはく!」とトイレへの興味・関心を高めています。
ご家庭の様子も伺いながら連携し、無理強いすることなく子ども発達や気持ちの高まりを大事にしています。
大人が主導で、「トイレに座って!」「トイレで排泄できるように練習してほしい!」と進めるのではなく、「おしっこでてないね、トイレに行ってみようか!」と誘ったり、何枚か持ってきていただいたパンツを「どれがいい?」と選んだり、そんなやり取りの中で、子どもの意思を尊重しながら進めています。

 

脱いだ服は畳んで入れる

これまでは、①自分で服を脱ぐ②脱いだ服を袋に入れるの2点を自分でしたり、大人と一緒にしたりしていました。

進級に向けて、少しずつ③脱いだ服を畳んで入れるを始めています。
まずは上着だけ…ズボンだけ…難しい時は大人と一緒に畳みながら、少しずつ自分で畳めるよう取り組んでいます。

給食の場面でも…

スプーンの持ち方や、お皿の位置など、食べることを楽しみながらも意識できるように声をかけています。
スプーンの持ち方は
①上手持ち

②下手持ち


③バーン持ち(えんびつ握り)

上の写真の3段階です。
現在の3歳児クラスでは、①上手持ち②下手持ち③バーン持ち(鉛筆握り)と子どもの発達に応じたそれぞれの持ち方で食べています。

上手持ちから下手持ち、下手持ちからバーン持ちに移行するために、今の様子を見て保育者が声を掛けたり、一緒にスプーンに手を添えたりして持ち方を意識できるようにしています。

 

スプーンの持ち方やお箸へ移行するには、手首や指先を上手く動かせるようになることが大切です。
粘土やお絵描き・折り紙などから、手首や指先の様子を見て無理なく進めています。

ご家庭で取り組みやすいものとしては、お絵描きや塗り絵・果物(ミカンが向きやすくておすすめです!)の皮むきなど、日常の遊びやお手伝いから指先や手首の動きを引き出す方法もあります。

お箸の練習!ではなく、日常の中の生活や遊び中で、手・指先を動かす経験を重ねていくことで、手先の巧緻性が高まり無理なく自然にお箸が持てるようになります。

友達と関わりを通して、子ども同士で刺激をうけて、「すごいな!やってみよう!」「できるようになりたいな!」という気持ちをもって取り組む姿は、とても素敵です。

やってみたい・やってみようという気持ちを引き出せるよう、私たち職員も日々試行錯誤しています。

進級まで残り3ヶ月。
日々の成長を共に喜びながら、年中に向けて期待が高まるよう取り組んでいきます。

気になることや聞きたいことがございましたら、いつでもお声かけください。

文責:池田

 

当園についてや入園に関しては
お気軽にお問い合わせください