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2025.06.20

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はじめてのわくわく運動会(年中 4歳児)

 

5月に、わくわく運動会が開催されました。

年中組にとって初めての運動会。それまでの取り組みや、運動会後の様子についてお伝えします。

 

当日までの様子

運動会での年中組のねらいは、

  • 「友達と一緒に身体を動かしたり、応援したりする中で、喜びや悔しさを共有する」

体を使って遊ぶのが大好きな年中組の子どもたちは、初めての運動会に興味津々。

保育者は、運動会についてイメージが膨らむように、サークルタイムで「運動会ってなんだろう?」「運動会ではどんなことをしてみたい?」と問いかけ、子どもたちの思いを引き出しながら話し合いを重ねました。

玉入れの練習中、一人の子が「たくさん入らなくて悔しい」と呟いたことをきっかけに、「どうやったらたくさん入るかな?」とみんなで考える時間を持ったところ、「遠くから投げたらいいんじゃない?」「腕を大きく動かしてみる?」とアイデアを出す姿が見られました。

自分たちで種目を決めたり工夫したりする経験を重ねる中で、自信や意欲が少しずつ育っていったように思います。

 

そして当日

運動会当日は、笑顔で参加する子もいれば、緊張や不安から表情が固かったり、涙が出たりする子もいました。

たくさんの人がいて、いつもとは違う雰囲気の中で頑張ることは、4歳児にとって大きな挑戦です。

緊張や不安をどう表現していいか分からず、戸惑う姿があっても、最後まで参加できたことが大きな成長だと感じます。

保育者やおうちの方からの「見てたよ」「できたね」という温かなまなざしや言葉が、子どもたちの達成感や「またやってみたい」という気持ちに繋がっていきます。

 

運動会後の子どもたち

運動会後、友達と一緒にわらべうたやルールのある遊びを通して、引き続き体を動かすことを楽しんでいる子どもたち。

順番を待ったり、友達の動きを真似したりしながら友達とのやりとりも広がっています。

これからも一つひとつの経験を通して、小さな「できた!」を積み重ねながら、子どもたちの自信や意欲に繋がる環境や、関わりを大切にしていきます。

 

文責:永吉

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