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2020.07.09

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遊びから経験すること(うさぎ組)

先日は、短冊やスモックのご協力ありがとうございました。

七夕の前日、年中・年長児の笹の葉を見にいきました。うさぎ組の子どもたちは、笹の葉に飾り付けを沢山作ってくれていましたが、短冊については触れていませんでした。しかし、年長児の笹の葉を見た際「なんか書いてる!先生なんで読むの?」と短冊を見つけてくれた子どもがいました。

 

 

そこから、子ども達と短冊について話をしたところ

「お兄ちゃんお姉ちゃんみたいに、短冊を自分達で作りたい!」と子ども達。

「じゃあ、どうやって短冊を書く?」と問いかけてみました。

すると、「お父さんお母さんと一緒に書きたい!」という声が上がり、うさぎ組の保護者の皆様に急遽短冊のご協力を頂きました。ありがとうございました。

子どもたちは、お父さんお母さんと一緒に書くことができた短冊を嬉しそうに見せてくれました。短冊には、大きくなったらなりたいもの、大好きなお父さんお母さんへの気持ち、イラストなど子どもたちの思いの詰まったものが出来上がっており、私はとても暖かい気持ちになりました。

七夕の当日の夜はあいにくの雨でしたが、子どもたちは「雨でも強い風が吹いても会えるよ!」と言ってくれていたので、織姫と彦星は再会できたのではないかと思います…♪

 

今週から、絵の具を活動に取り入れています。初めて絵の具に触れる子どもがいることが予想された為、今回は、まずは絵の具に慣れるために「手や足で感触を楽しむ」ことをねらいとしました。ねらいの中に、【〜楽しむ】とありますが、遊びの中で子どもたちは沢山の経験をしています!

そこで、活動中に子ども達がどのような経験をしているか、幼保連携型認定こども園教育・保育要領解解説に掲載されている5領域、『健康・言葉・表現・環境・人間関係』に照らし合わせてお伝えできたらと思います。

 

絵の具を準備していると、子どもたちから「今日絵の具するの!?」と嬉しそうな声や「絵の具でどうやって遊ぶのかな」と覗き込む子どもの姿がありました。

いざ、絵の具を目の前にした子どもたちは、どの子も絵の具に触れることを嫌がることなく手足いっぱいに触れ、方眼用紙を鮮やかなものにしてくれました。(健康:明るく伸び伸のびと活動に取り組み、充実感を味わう)(表現:手足で絵具の感触を味わう)

 

赤・青・黄色の三色を分けて置いていたところ…

A君「先生!紫色になったよ!」

「どうして紫になったのかな?」

A君「赤と青混ぜたら紫になった!」

 

絵の具の色を混ぜると色が変わることは、大人にとっては当たり前のことですが、子ども達がこの発見に気づく事が、その後の知識に繋がっていると改めて感じました。(環境:環境に自ら関わり発見を楽し生活に取り入れようとする)

一つのお皿に入っている絵の具を、一緒に共有できる事や「足がぬるぬるするね!」「こっちにも黄色の絵の具があるよ!」等、子ども同士で言葉を交わしながら遊びを楽しめる姿は、うさぎ組ならではの様子ではないかと感じています。(言葉:自分の経験したことを相手に伝え、喜びを一緒に味わう経験)(人間関係:友達と活動する中で工夫したり協力する経験)

 

また、今回の絵の具遊びの中で、面白い遊び方をしている子を見つけました!指先だけで絵の具を触り楽しむ子や、足を使って、滑るようなぬるぬるした感覚を楽しむ子もいました!

 

その子なりの楽しみ方や呟きを大切に拾いながら、新たな発見をクラス全体に発信することや、他の遊びへ展開できるようなきっかけづくりをしていきたいと思います。

文責:武田

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