お知らせ

2021.12.08

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フェスタの見どころ ~日常の保育から~【3歳児 年少組】

4月に進級・入園を迎えて約8ヶ月!感触遊びや身体を使った運動遊び、わらべうた・リズム・造形遊び等,様々な遊びを楽しんできました。

今回、フェスタでは【表現あそび】をキーワードに子ども達と話し合いを行いながら、子ども達一人ひとりが『やりたい!!』と感じ、イキイキと楽しむ遊びを取り入れ、日常の保育からフェスタへ繋げられるよう、進めてきました。

 

 

3つのグループに分かれたよ


「みんなはどんな遊びが好きかな?」「どんな遊びなら僕達・私達はできるだろう。」と何度も何度も話し合いを重ねる中で、少しずつ自分の意見を発表できるようになったり、友達の意見に共感したりしながら、子ども達の『やってみたい』思いが沢山でてきました。

そこから今回は、『秋の自然から生まれる表現』『創造の世界から生まれる表現』『身体を使った表現』の3つのグループに分かれて、子ども達が自分でグループを選択・自己決定し、やりたい意欲をどんどん引き出しながら活動を進めていきました。

 

 

『秋の自然から生まれる表現~のはら園の自然の恵みに感謝~』


四季の移り変わりとともに、様々な自然形態をみせてくれるのはら園。こども達はのはら園が大好きです。

いろいろな発見をしては「見て!」を連発します。

 

春に桜吹雪を指さして、「見て!お花がダンスしているよ」と教えてくれたM君。

夏にアメンボやザリガニの様子を興味深く見ていたこと。

ハトの卵をワッキー園長と一緒にみたこと。

秋になり、紅葉が彩り不思議な模様している葉っぱがたくさんだね。と伝えに来てくれたK君。

金木犀と島木犀の香りに気づき、「いい香り!」と喜んだ事!

どんぐりや実をひろってポケットがパンパンになっている様子。

 

振り返ると、様々な光景が蘇ります。

 

今回のフェスタにむけて、何度も話し合いをして、「自然物でなにか作りたい」の気持ちがいっぱいになった子ども達が13人集まりました。

自分たちで集めた秋の自然の恵みをふんだんに使って、夢中で製作しました!

 

子ども達の発想豊かな様子、考えて工夫する様子をすぐ近くで見て、この数か月間での大きな成長を感じずにはいられないとともに、園庭にあるのはら園への自然への恵みへの感謝を持ち、分かち合っていきたいと思います。

ぜひ、一人ひとり、色々な思いを持ちながら作った個性豊かな作品を、お子さんと対話をしながらご覧ください。

 

 

 

『創造の世界から生まれる』


年少の子ども達にとって、室内遊びの人気ベスト1は、童具です。時間があれば、「童具で遊びたい!」と、楽しむ子ども達。

その中でも、「童具で家や街を作りたい」と意欲的に取り組む子ども達が集りました。

最初は、一人で作ることに不安を見せていましたが、次第に時間を忘れるぐらい夢中になる姿がありました。

単純で基礎的な形から無限に広がる造形と遊びの世界は、子どもの創造性を開花させます。

作っては崩れ…と繰り返しましたが、誰もが「もう一回、作ろう。」と、あきらめることなくお互いに声をかけ合う姿が見られました。

 

今回、特に作り上げたものを見せたいという子どもの作品を展示してあります。

 

 

『身体を使った表現~身体を動かす喜び~』


身体を使って遊ぶことが大好きな年少組の子ども達!踊ること・歌うことも大好きです。

そして話し合いの中で「踊りたい!!」と目を輝かせて話す子ども達が、ダンス・遊戯チームに集まりました!!

 

自分で選んできたからこそ、一人ひとりが自信を持って踊り、とても意欲的です。

曲決めから話し合いを行い、沢山の踊りたい曲が出てきたので一人ひとりの思いを大切にする為一つに絞らず、メドレーにしてみました。

 

そのうち一曲は、どうしても踊ってみたい!!と意見があがった【BTS Dynamite】!

なんと!振り付けを自分達で行いました。

 

「こんな動きならできるよ!」「こんな風にしたいな。」と考え、伝える姿には驚かされました。

子ども達から挙がった振りを集めて曲に合わせて構成し、子ども達と一緒に仕上げていき完成した時には、みんなで『出来た~~!!』と大喜び!

 

ぜひ、子ども達が考えたオリジナルの振りにもご注目ください。そして普段から踊っている大好きな体操や遊戯もとてもイキイキと嬉しそうに踊って笑顔いっぱいで楽しんでいます。

自分達でアレンジした可愛い衣装を着ながら踊る姿を、ぜひ、お楽しみください。

 

 

『日常の保育から~色や形での遊び~』


今回、1学期からこれまで感覚遊びや絵の具遊びや製作遊び等、楽しんできた活動も展示しています。

「絵の具と触れ合うことが楽しい、面白い!」と心から感じる経験を沢山積んで欲しいと考え、様々な方法で絵の具の活動を行いました。

 

①素手で直接触る

4月から定期的に取り入れて保育をしています。

様々な色に触れ、素手で絵の具の感触を感じながら活動することで、「色を混ぜるとどんな色になるかな?」など考え、脳に刺激を与えて創造力や色彩感覚が養われます。

子ども達が全身で楽しんだ作品をご覧ください。

 

②筆を使う

力の入れ合で太くなったり細くなったり、手首を使うことでぐるぐる円が描けたり、力の加減や道具の使い方が遊びの中で自然と身につき、手首や手先を使う訓練にもなります。

△や〇の折紙から 遊びながら組み合わせたり、重ねたり様々です。創造力をフルに動かす子ども達。

ひらめきを遊びとして取り組みました。

ぜひ、色や形からこれまでの成長を感じたり、お子様と対話したりできる時間になればと思いますので楽しみにしていてください。

 

 

『今、年少組の子ども達にできること!』


『今』を大切にしていきながら子ども達と一緒に対話し、考えたり、一緒に調べてみたりしながら取り組んできました。

年少組の子ども達一人ひとりが【今、楽しいと感じられる遊び】や【やってみたい!と感じ、意欲的に取り組む遊び】を行う中で、発想力・表現力豊かに楽しんでいる姿があちらこちらで見られました。私達も、その子どものひらめきに驚かされることも多くありました。

ぜひ、お子様の自己表現に触れる機会にしてください。当日をお楽しみに、そして子ども達にとって認め、気持ちを存分に受け取ってもらえる一日となりますように・・☆

 

 

文責:若松・有川・堂園

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