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2023.01.26

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落ち葉で遊ぼう(れんげ組)

1月も下旬になりましたが、まだまだ寒い日は続いています。

寒くて外に出るのが億劫になりますが、子どもたちは今日も元気に園庭で遊んでいます。

 

こども園の園庭は、四季により様々な表情を見せてくれます。

小さな物から大きな物までたくさんの木々や植物が生息しているので、冬は落ち葉がとても多くなります。

 

広葉樹の大きな葉っぱや、紅葉のような面白い形の葉もあります。

一つずつ手渡しすると、見比べて形の違いに気付いたような子どもがいました。

その後は、破ったり、大切そうに握りしめたり子どもたちの反応は様々です。

 

 

落ち葉が落ちていると清掃が行き届いていないのでは?と感じる方もいらっしゃると思いますが、錦ヶ丘では、意図的に落ち葉等を残しながら清掃しています。。

子どもたちにとって落ち葉はとても楽しい遊びを膨らませてくれる玩具になります。

あえて落ち葉や木の実を残しておくことで、子どもたちは自然の中から新たな気付きや発見があったり、遊びの発展があったりするのです。

 

落ち葉に触れる中で感触や音などを感じる事が出来たり、感触を味わう中で指先の感覚が分かったり、五感を育むことにつながります。

また、植物に触れて楽しさを経験することで、自然に興味を持ったり、もっと色々な物に触ってみたいという好奇心が湧いたりもします。

 

実際、落ち葉が沢山落ちているところへ連れて行くと手で触ったり、足で踏んで音を鳴らしていました。

大人が落ち葉を上から舞わせると「うわー!」といい笑顔を見せてくれました。よほど楽しかったからか、自分でも頭に落ち葉を掛けようとする仕草や、

落ち葉がいっぱい入ったごみ袋を見つけると勢いよく体で飛び込む姿もありました。クッションのようになりふわふわな感触を全身で感じる姿もありました。

 

 

そして、子どもたちはお皿やスコップがあると見立て遊びに変身します。お皿に葉っぱを乗せたり、バケツ一杯に落ち葉を集めるのも楽しかったようです。

年齢が上がると、これがままごと遊びに繋がって友だちとの関りも出てきます。落ち葉は、素敵な遊びの可能性がいっぱいです!

 

既製品の玩具もいいですが、自然の玩具は子どもたちの様々な発想を引き出してくれます。時には大人の想像を超えた遊びを見せてくれることもあるでしょう。

もし触れる機会があれば、ご家庭でも落ち葉で遊んでみてくださいね。

 

文責:唐仁原

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