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2023.02.16

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わらべうたあそび(1歳児 つくしぐみ)

わらべうたあそび、大好き!

わらべうたが聞こえてくると1人、2人と子ども達が自然と集まりだします。

大人の真似をしてやってみたり、一緒に歌ったり…心地の良いリズムに子ども達も表情もほっと緩み、ゆったりとした時間が流れます。

 

わらべうたって何だろう?

わらべうたとは、子どもの日常生活や遊びの中で継承されてきた歌の事。

子どもが見たものや感じたことが、歌詞に込められていることが特徴です。

わらべうたの効果として、以下のようなものがあげられています。

①体の名称や数の概念を身につけるのに役立つ

②運動能力やリズム感が養われる

③社会性や認知機能の発達を促す

④他者との絆を深め、情緒の安定に繋がる

⑤自己肯定感を高める要因となる。

錦ヶ丘でも「子どもが心地よいと感じる音。言葉遊び・スキンシップ遊びで、豊かな言葉、聞く力を養う」と捉え、わらべうたを保育の3本柱の1つとして取り組んでいます。

 

大好きな好きなわらべうた(一部)を紹介

♪ここはてっくび

運動感覚は、自分の身体を思うように動かし、コントロールするために欠かせない感覚です。

しっかりと体の部位に触れていくことで、子どもの手足の感覚が目覚め、自分のイメージ通りに手足を使えることにつながっていきます。

 

♪おてぶし てぶし

子どもは「ど~っちだ?」と当てっこするのが大好き!

「こっち!」と自分が選んだ方の手がそっと開いていく様子をじっと見つめています。

自分の予想した事が当たった時、子どもたちにとって大きな喜びになっているようです。

♪いっぽんばしこちょこちょ

♪東京都日本橋

子どもは「こちょこちょあそび」も大好き!

「いっぽんばしこちょこちょ」や「東京都日本橋」の歌が聞こえると「自分もやって!」と集まってきます。

最近では、保育者が子どもにするだけでなく、子どもが保育者へ、子ども達同士でと遊びが広がっていますよ。

♪うえからしたから

オーガンジー(柔らかい布)を使い、1人でやってみたり、大きなオーガンジーを使ってみんなでやったり。

柔らかな風を感じながら頭や身体にふわっとオーガンジーが覆いかぶさった時、子ども達は大喜び。

最近ではお昼寝用のタオルなどいろいろな素材を使いながら子ども同士で遊ぶ姿もあります。

わらべうた遊びを通して身近な大人と触れ合いながらコミュニケーションをとる事で、どこで過ごしても揺るがない、安心感を持てるようになります。

子どもたちは、「触れてもらう」ことで「自分は守られている」と感じるのです。

私たちは、日々の保育の中で場面の切り替えの時、子どもの気持ちを落ち着かせたい時などにもわらべうたを取り入れています。

朝、起きない時や何か思うようにいかない時、寝る前のゆったりとした時間等、ご家庭でも取り入れてみるのもいいですよ。

わらべうた遊びをしていると、子どもだけでなく、大人も何だか落ち着き、穏やかな気持ちになれますよ。

 

文責:淵上

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