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2023.03.03

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くるみ日記パートⅡ(2歳児 年少少 くるみ組)

うすピンク色の梅の花が咲き、のはら園ではフキノトウが芽も出てきて、少しずつ春の足音が聞こえてきたこども園。くるみ組の子ども達は今日も元気いっぱい過ごしています。

進級・入園してからあっという間に月日が過ぎ、くるみ組で過ごす時間のも残りわずかとなりました。

4月当初は、「ママがいい~!」と泣いていた子ども達も、今では、「バイバ~イ!おしごとがんばってね!」と笑顔で見送る事も増え、保育者や友達と一緒に過ごす楽しさを経験しながら、心も身体も大きく成長したように感じます。

 

前回のくるみ日記でも紹介したように、五感(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)をフルに使って活動し、できるようになったことが増えてきました。※前回のブログもぜひご覧ください。

 

 

こんなことができるようになったよ!~着脱編

4月当初は、保育者が傍につき、手伝いながら着替えたり、オムツ交換したりしていました。きっとご家庭でも保護者の方が一緒にされることが多いのではないかと思います。

これまでくるみ組では、運動遊び(くぐる・わたる・ぶらさがる・のぼる など)を通して、室内でも体をたくさん動かし、園庭でも走ったり、三輪車に乗ったりしながら体幹が整ってきたように感じています。

そうすると、遊びの中でもできるようになったことが増え、自信がついてきたのか「じぶんでしたい!」というワードが増えてきました。

すると、着替える時には自分でバランスを取りながらズボンやオムツを脱ぎ着したり、「どっちがまえ?」と聞き、確認しながら着替えられるようになってきた姿が増えてきました。

どうしても脱げない時には、「てつだって~」と言う時もありますが、ほんの少しの手助けでできるようになっています。

 

保育者もまずは見守りながら、必要な時に声をかけながら、たまに手助けというようなアシストに変化してきました。

自分でできた時の表情は自信に満ち溢れています!

嬉しい反面、「もうあまり手伝わなくていいんだなぁ」と、ちょっと寂しさも感じる今日この頃です。

 

こんなことができるようになったよ!~準備・片付け編

くるみ組の子ども達は、いつも保護者同伴の登降園ですので、朝の準備や帰りの準備は基本的に保護者の皆様にお願いしています。

ただ、前述した通り少しずつ自分達でできることも増えてきた子ども達は、登園時は保護者と一緒にタオルをかけたり、コップを置いたりしています。

 

さて、錦ヶ丘では年少組になると、自分達で準備ができるようにお願いしていきます。これは、バス登降園の子どもが出てきたり、持ち物が増えたりすることを踏まえ、自分で自分の物の管理ができるようになるためです。

現在まだ字が読めないくるみ組の子ども達は、マークシールを使いながら自分の物の管理をしていますが、自分の持ち物や友達の物、友達のマークシールも覚えていて、「これはぼくの」「これは〇〇ちゃんのだよ」と教えてくれることがあります。

しかし、そこはまだ2歳児。まだまだ保育者が確認しないと難しい部分もあります。少しずつ自分達でタオルやコップをカバンに入れたり、着替えた服を畳んだりしながら、準備や片付けに挑戦しています!

 

 

こんなことができるようになったよ!給食編

くるみ組の子ども達は、これまでは給食の配膳は保育者が行い、配膳が完了した場所に子ども達が座り、食事を摂っていました。

着脱など自分ができることが増えてくると、遊びの変化も出てきました。ままごとではできた料理を保育者や友達に「はい、どうぞ」と運んできてくれたり、片付けも元の場所に覚えていて、「ここでいい?」と聞いてくれたりするようになってきました。

年少組になると、給食は自分で運んで給食の準備をします。ままごと遊びの様子等も踏まえ進級前のいいタイミングかなと考え、早速くるみ組の子ども達も”自分で運ぶ”チャレンジしてみることになりました。

 

お汁の物はこぼさないように慎重に… お茶碗やお皿を落とさないように両手で持ちます。子ども達なりに気を付けて運ぶことができるようになりました。

ここでも、「できた!」という満足気な表情を見せてくれ、そして、ますます意欲的にご飯を食べるようにもなってきた子ども達です。

 

進級に向けて

最近進級に向けて、ご家庭への案内メールが届いたことと思います。その内容を見て、「あれ?うちの子はこれできているかな?」と少し不安に感じていることもあるかもしれません。

でもあくまでも「できるようになってほしい」という目安ですので、急がなくても大丈夫ですよ! 子ども達に合わせながら、少しずつ少しずつステップアップできるよう、サポートしていきたいと思っています。

この1年間でできるようになったことは、一人ひとりたくさんあります!

「できた!」という喜びと「やってみよう!」という自発性をさらに伸ばしていけるように、保育者も心掛けていきたいと思います。

進級がたのしみですね!

 

文責:桑元

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