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2023.08.15
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トイレへの一歩【全学年】

今年の夏こそは、おむつ卒業!と思っているけれど、なかなか上手くいかない。
「トイレに行きたがらない。」「トイレを怖がる」「布パンツを履いてくれない。」等、相談をいただくことも多いです。
今回は、おむつはずれに向けての家庭ではじめるポイントをお伝えします。
※本園は、親の都合で無理やり訓練を始めるのではなく、子どもの心身の準備ができてから、子どものペースに合わせて行おうという考え方でトイレトレーニングをすすめており、「おむつはずれ」という言葉を使います。「おむつはずし」は親が主導の呼び方でよく使われています。
トイレトレーニングの目安
・歩行ができる
・簡単な質問に答えることができる
・膀胱に尿を溜められようになり、おしっこの間隔が2時間程度あく
・ズボンの着脱ができる
上記のような目安で、おむつはずれに向けて環境を整えてあげましょう。
オムツはずれには、身体機能の発達差や子どもの心理的な要因も関係しています。関わる大人がゆったりとした気持ちで進めていくことが大切です。
どうして、トイレに行きたがらないの?
次のような理由でトイレに行きたがらないことがあります。
・トイレが怖い
・今していることを中断したくない
・トイレに行くのが面倒、紙パンツがでも困らない
・トイレを失敗した際に、おうちの人に叱られた、嫌な顔をされた
・イヤイヤ期
・引っ越しや兄妹が生まれるなど環境の変化
特に環境の変化がある時期や失敗が叱られる経験にならないよう配慮しましょう。
トイレに行くようになるには、大人側の準備や関わり方も大切です。
トイレの環境の工夫
トイレに行くのが怖い、苦痛にならない、楽しく意欲的に行ける工夫も大切です。
①トイレは、明るく清潔な空間
子どもは、臭いや汚れに敏感です。トイレが清潔で明るい空間であるよう心がけましょう。
②子ども用補助便座、トイレ用踏み台はありますか?家庭用の便座は、高さがあり子どもによっては足が床につかないため、怖がる事もあります。ステップや補助便座を準備し、子どもが安心して便器で排泄できるよう工夫しましょう。
おまる、ステップ便座で検索すると、お手頃なものが見つかります。参考までに下記のリンクをご覧ください。
③楽しく意欲的にトイレに行ける工夫
家庭用のトイレは、狭くて、閉ざされた空間。恐怖に感じることもあります。
子どもがトイレに興味を持てるよう、トイレに好きなキャラクターを置いたり、ステッカーを貼る等の工夫で安心できる空間にしてみるのも効果的です。
トイレに行けたらシールを貼る、絵本や動画などの教材を親子で楽しむ等も、トイレで排泄することへの興味・関心を高めることができます。
布パンツで、おしっこが出た感覚を覚える
紙パンツは、性能が高く、吸収や通気性に優れています。
意図的に、不快感を感じるトレーニング紙パンツを使用してみるのもいいですが、少し値段が高めです。
濡れた不快を感じる事でおしっこがでる感覚がわかるため嫌がらなければ、家庭で布パンツをはいてみるのもいいでしょう。
子どもと楽しくパンツへの移行を楽しむための大人の心得
・子どもに、履きたい布パンツを選ばせ、履くことを楽しみにしてもらう。
・関わる大人が、心にゆとりを持つ。
・たとえ、失敗しても叱ったり、迷惑がったり、表情や態度に出さない。
・いつでもさっと掃除できるよう、リビングや子ども部屋に雑巾を置く。
ついつい、自分の小さい時や周囲の子どものと比較して悩んでしまうこともあるかと思います。必ずおむつははずれます。
園では、それぞれの子どもの発達のペースに合わせて進めていきますので、園と家庭の連携を大事にしています。
大人が焦ったり、叱ったりせず、失敗して当たり前という気持ちでおむつはずしに取り組んでいきましょう。悩んだり、わからないこと等ありましたら、気軽に声を掛けください。
文責:山﨑