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2023.08.18

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ちいさな手のひらから広がるもの~ママボール活動~(1歳児 つくし組)

これまでママボールを「つかう」活動をしてきたつくし組の子どもたち。

8月は、ママボールで「つくる」活動を行いました。

今回のブログでは、これまでのママボールでの活動の様子と、活動のねらいについてお伝えします。

 

ママボールを「つかう」活動と「つくる」活動

6月までは、ママボールに触れたり、投げたり、転がす活動をしてきました。

手のひらいっぱいに持ったり、ジャバラマットやタライに転がしたり、保育者に向かって投げようとする姿が見られました。

7月、水に浮かべたママボールに触れました。

テラスにボールを転がして、水の跡を発見したり、保育者の真似をして、ボールを絞る姿も。

8月は、2回に分けて、ママボールで絵の具遊びをしました。

1回目は大きな模造紙を用意して、ダイナミックに活動できるようにして、

2回目は小さな画用紙を机上に用意し活動しました。

 

 

保育者のねらい

これまでつくし組は、ママボールで

〇球を触る・投げる・転がす

〇球を探す

〇絵本を見てママボールの活動へ入る

〇絵の具に触れ、球で描く

といった活動を、くり返し行ってきました。

活動を通して、

・周りのものに興味や関心を持つ

・さまざまなものに関わる中で、発見を楽しんだり、考えたりしようとする

・見る、聞く、触るなどの経験を通して、色彩の変化を楽しんだり、感触の違いに気付く

これらのことを、

子どもたちが繰り返しママボールで遊ぶなかで、学んだり、感じることが保育者のねらいです。

 

実際の子ども達の活動

転がす、投げるだけに飽き足らず、ママボールをおしりで踏んで楽しむことを発見したり、新聞紙からボールを探すよりもボールプールに出し入りすることが楽しんだり、

ママボールを使った絵の具遊びが、すぐに手のひらいっぱいのボディペインティングになったり、保育者の予想を上回る遊びを展開した子ども達。

時には思うようにいかないことも、また子どもたちとの活動の楽しさ、面白さです。

 

これからも毎回の活動の改善点を活かしながら、引き続き子どもたちの手のひらから生まれる童具・ママボールの活動の広がり、彩りを楽しんでいきたいと思います。

そんな子どもたちの活動がどのように変化していくか、またこちらでお伝えしていきますね。

 

参考:幼保連携型認定こども園教育・保育要領ハンドブック P.98~101

 

文責:髙山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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