お知らせ
2023.10.28
Blog
私たちは子育てのパートナーです(2歳児:くるみ組)

2月から産前産後休暇を取得し、9月から職場復帰をしました。
短大を卒業して錦ヶ丘に就職し早16年。この職場働きながら子どもを3人産み、子ども達は姉妹法人の錦ヶ丘プラスに通いながら、親子ともども錦ヶ丘をで充実した日々を過ごしています。
さて、こんな私が育児をしながら感じている思いをお伝えします。
少しでもお子様の子育てに対する気持ちが軽くなれば幸いです。
情報の変化
第一子出産時、携帯電話は普及していましたが、“Instagram”はまだ無い時代でした。妊娠中に不安になったことや子育ての知識はインターネットの情報のみ。どの情報が正確か自分で見極め、小児科や産婦人科に行き、自分で相談することが多かったことを覚えています。
第二子・第三子出産時は“Instagram”や“Twitter”などが普及し、不特定多数の人が自分の投稿したい内容を写真付きで投稿し、さまざまな情報を携帯一つでキャッチできる時代になりました。
約6年もの間に情報発信の形が変わり、私たち大人が得ることができる情報が変化していること、まさにVUCA(※)の時代が到来していることを実感します。
VUCAとは
- V(Volatility:変動性)
- U(Uncertainty:不確実性)
- C(Complexity:複雑性)
- A(Ambiguity:曖昧性)
というものです。これからを生きる子ども達は自分の考えを自分の言葉で伝え、柔軟に生きていかなければなりません。だからこそ主体性を育む保育が重要になります。
しかし、このことは子どもばかりでなく、子育てをする私たちも情報を自分で取捨選択し、柔軟に判断しながら自ら知識を得る力が必要だと実感します。
母親としての変化
近年、情報を得る術が増えたことで子育ての方法や専門家の意見を聞きやすくなり、専門家と繋がりやすくなったというメリットを感じませんか?『子供が泣く時は〇〇な対応を!』など、とてもわかりやすくシンプルに情報を得ることができます。その反面、「こんな離乳食を食べています!」等、綺麗なお皿に盛られた色とりどりの離乳食の投稿など、自分の子育てと比較してしまう情報も増えてきた実感があります。
第三子を出産して3ヶ月の頃、近くのスーパーで地域の方が声をかけてくださったことがあります。
「かわいいね、赤ちゃんも可愛いけどお母さん頑張っているね。無理をしなさんなよ。」
何気ない一言でしたが、弱っていた私には心に刺さる一言で、涙が溢れてきたことを今でも思い出します。
容易に人と比較できる今の時代、この情報多き今の時代こそが、良くも悪くも子育てをがんじがらめにされているように感じます。
日々感じること。
子育てをしていると、思うことがあります。
外出する時、若い時は自分の好きな服を着て、自分の好きな鞄を持って。おしゃれをすることを自由に楽しんでいました。
しかし、子どもがいるとそううまくは行きません。
授乳をしていれば授乳できる服を着なければならないですし、子どもと一緒に外出すれば子どもの荷物が入る鞄を持たないといけません。
ちょっと銀行に行きたい!と、自由に車を乗り降りしていた独身時代。子どもがいればチャイルドシートから子どもを下ろして抱っこ紐をつけて…終わったらまたチャイルドシートに乗せて。
大人1人だと5分ほどでスムーズにできていたことが、子どもがいればその何倍も時間がかかりますし、乗り降りも一苦労です。
独身時代は赤ちゃんを抱っこしているお母さんがいれば、「かわいいな…」と思い、愛おしいまなざしで見ていた私。
実はそんなお母さんも心が疲れてギリギリの状態だったかもしれません。
みなさんは今、子育てを楽しむことができていますか?
私たちは子育てのパートナーです
そんな時にこの言葉を思い出していただけたらとても嬉しいです。
朝起きて朝ごはんを出して、園に送ってまた迎えに来て。当たり前のことだけど当たり前ではありません。
そんなことができている自分を褒めてあげませんか?
辛い時、苦しい時、誰かに話したい時、そんな時に私たち錦ヶ丘の職員の事を思い出してもらえると嬉しいです。
今子育てで出口の見えないトンネルの中にいるかもしれません。
でも必ず出口はあります。
辛いことも嬉しいことも共に喜び気持ちに寄り添える私たち保育者がいること、辛くなったら思い出してくださいね。
お子様の今しかないこの時間を一緒に楽しむことができればうれしいです。
復帰前どうしても苦しくなった時、子どもたちが通っている錦ヶ丘プラスの職員と話をする時間が私の心が満たされる時間でした。私たちのいるこの場所が保護者の皆様にとって話ができる、ホッとできる場でありますように。私たち保育者も日々学び、保護者の皆様に寄り添い、子ども達の発育発達を促す保育になるよう取り組んでまいります。
文責:水之浦