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2024.03.16
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伝統行事~ひなまつり~

3月3日は、ひな祭り。
今年のひなまつりは、①ひな祭りの由来を知り、興味を持つ、②ひな人形を見たり、製作したりすることを楽しむという2点をねらいとして、各学年やクラスで取り組みました。
ひな祭りってなぁに?
ひな祭りは桃の節句ともいわれ、七草の節句(1月7日)や、菖蒲の節句(5月5日)などと同じ日本の五節句のひとつです。
元々ひな祭りは、男女共通の行事として親しまれていました。
しかし、江戸時代のころに雛遊び(ひいな遊び)というお人形遊びが女性の生活に浸透していたことなどから、幕府が3月3日を「ひな祭り」として、女の子の健やかな成長と健康を願う行事に決めたといわれています。
子どもと一緒にひな人形を飾る
2月中旬、年長の子ども達が雛人形を出すのを手伝ってくれました。
準備するにあたり、大人自身がまず、ひな人形や装飾品などを丁寧にやさしく扱う事を心掛けています。
ひな人形は、今までの園の歴史の中でたくさんの子どもや大人が大切に引き継いできたものです。
私達も、たくさんの歴史や人々の思いを次の世代に引き継いでいく為に、大切に扱ってほしいと考えるからです。
大人の様子を見て、子どもたちも丁寧に人形を扱い、そっとひな壇に並べていきます。
「これはこの人形が持ってるよ」「これは〇段目じゃない?」
大人の力を借りなくても、写真を見ながら子どもたち同士で話し合い、自分たちの力で並べる子どもたち。
お迎えの際に、「ひな人形、〇〇が飾ったんだよ」と完成したひな壇を親子で見ながら、嬉しそうに話す子どももいました。
大人が飾ってしまえば短時間で完成しますが、錦ヶ丘では、由来や人形、装飾品の意味などを子どもと大人が語らいながら準備する事を大切にしています。
ライフスタイルの変化によって、7段飾りの雛人形飾る家庭は少なくなり、出し入れしやすいコンパクトサイズの雛人形を見かけるようになりましたが、これからも、7段飾りの雛人形を子どもと一緒に飾り、大切にしていきたいと思います。
こども園のひな祭り
各学年の子どもの実態に合わせて活動を行ったひな祭り。
年少少クラスでは、花紙を使い、ひな人形を作りました。
事前にひな飾りを見に行っていたこともあり、「頭に帽子かぶってたよ。」「手に何か持ってたよ。」など、子ども達は頭でイメージしたひな人形の姿を保育者に伝えながら作ります。
とても素敵なお内裏様とお雛様が完成しました。
学年によって活動は異なりますが、ひな祭りの活動を通して、子ども達が日本の伝統や文化に触れる機会となったようです。
伝統行事を通して
3月1日の給食は、ひなまつりにちなんだメニューでした。
カラフルなちらし寿司。えびは、腰が曲がるまで長生きできますように、れんこんは、先(将来)の見通しがきくように、などその具材一つ一つにも願いが込められています。
この日は人参が梅の形に型抜きされており、子ども達も大喜びでした。
ご家庭でも、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、菱餅などひな祭りにちなんだメニューを食べたご家庭もあったのではないでしょうか。
家族の形やライフスタイルの変化で、伝統行事に触れる機会や日本の伝統文化に触れる機会も少なくなってきているように感じます。
しかし、古来から引き継がれてきた伝統行事や文化には、先人からのさまざまな願いや知恵が込められています。
これからも伝統行事を通して、その大切さや素晴らしさ、自分の周りにいる様々な人と関わる事の楽しさや喜びなど、さまざまな魅力を知るきっかけづくりをしていきたいと思います。私達が繋いだバトンをいつかまた子ども達が次の世代へと受け継いでいってほしいと願っています。
文責:淵上