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2019.09.06

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遊びの中で ~免許更新からの学び~ (リーダー)

 

 

幼稚園教諭の免許には、有効期限があり、更新が必要です。10年に一度免許更新があり、大学で一日6時間、計30時間の講義を受け、更新する必要があります。大事なお子さんを預かる私たちの仕事はこうして常に勉学を求められ、質の向上に努めながら日々の保育と向き合っています。今年私は、幼稚園免許更新の為、大学に講義を受けに行っています。いくつかの講義の中から今回、【乳幼児期の「遊び」と「学び」】についてお話したいと思います。

 

子ども達は遊んでいる時、物事を創造力豊かに、思考力を働かせながら発展させて、全ての遊びを楽しみながら、新しい何かを自ら創り出しています。例えば砂場での遊びを見ていると砂を使った【ままごと】からお山作りに発展。童具遊びを見ているとお城を作っていて崩れてしまうとそこが今度は道に見え、ミニカーを持ってきてビューンと走らせて発展。

その没頭している遊びは、生き生きとしていて、『今日は○○して遊びましょう』と教師から決められた遊びをする時と比べると、言動に真剣さと楽しさを追い求め、目を輝かせて遊ぶ姿を見ることができます。

 

子ども達は、遊びのいろいろな場面で、自分の思いや考えを表現し、そこから『やってみたい』という気持ちが引き出され、探求心・創造性・協働性等が生まれます。私達保育者が一つ一つの遊びを理解することにより、心の交流が芽生えて、より一層遊びの興味・関心が広がり、遊びを通した『学び』が深まります。

その為には、『子どもを理解する力』『環境を構成する力』『保育を実践する力』が保育者には必要なんだと受けてきた講話の中でも何度も話にあがりました。教育課程が改訂し、錦ヶ丘の保育も変わってきている今、保育する私達にとっても身に付けるべき力となっています。

 

今回、他にも改訂された教育課程や無償化についてはもちろん、【危機管理について】や【乳幼児期の発達課題】【発達障害について】等、多くの講義を受けました。その中で私自身、難しい内容の講義も多くあり、初めて聞く言葉もあり、多くのことを学ぶ機会となりました。まだまだ学ぶことは沢山あります。資質・能力向上を研修等を通して目指す中でいかに安全で、安心して過ごせる雰囲気の中でより良い保育を努めていけるのか、まだまだ今後の課題としながら子どもの心に寄り添い、日々の保育を共に楽しみながら過ごしていきたいです。

    年中リーダー 若松

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