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2019.11.07

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給食紹介*そら組コメ*旬の魚

 

食育活動、といっても特別な活動をするのではなく、子ども達が生活の中で自然に食に関わることを心がけています。たとえば、お手伝い。子ども達はお手伝いが大好きです。味噌は1袋5kgあるので「腕がちぎれそう~~」と本当にきつそうにする子もいます。そういう時は必ずといっていいほど、近くを通りかかった子がスッと助けてくれます。優しさと協調の気持ちが育っているなぁと感じます。保育園の給食室にポップコーンの機械を返しに行くときには、「給食室の場所知ってる?」と聞くと「知ってるよ、大丈夫」と迷うことなく運ぶことができました。促さなくても保育園の給食の先生にお礼を言ったり、「キャラメル味を食べたよ」「ゼリーも作ったの」と話したりしていました。

土曜日のおやつでは、ゆで卵を殻付きのまま出してみました。つるん、とむける子や殻が風で飛んでいくくらい細かくなる子、いろいろでした。自分できれいにむけると、職員に「見て見て!」と嬉しそうに見せてくれました。

 

そら組は透明鍋を使って、担任2人がそれぞれ収穫してもってきた新米を2種類炊いて味比べをしていました。もみ付きの米から玄米を取り出したり、給食室の精米機を見にきたり。

透明鍋で炊いたので、コメがふっくらごはんに変わっていく様子がよく見えます。だんだん水が少なくなってきたことに気が付いた子ども達。「水はどこへいったのかな?」「お米に入っていったんじゃない?」「お米がすったんだよ」と意見を出し合っていました。底にうっすらおこげも付き、おいしいごはんが炊けました。おにぎりにして食べ比べました。「どう?味ちがう?」と聞くと「どっちがおいしかったかは、あとから発表します、サークルタイムでね。」と明言を避け、担任2人に気を使った?コメントも。どちらもヒノヒカリで鹿児島県内なのに、やっぱり育った土地で少し味は違いました。どちらも美味しかったですよ!

ちなみにすりばちでのもみ取りは、なかなかうまくいかず、昔の人はすごく大変な思いをして米を食べていたんだということが分かりました。「野球ボールでもみ取りしたらいいらしい」と子ども達から教えてもらったので、またチャレンジしたいです。

↓最近の給食です。郷土のおかず【落花生のよごし】は白和えのことです。いつもは和え衣にすりごまや練りごまを入れるのですが、今回は落花生を砕いて混ぜました。ごまや落花生を豆腐に混ぜるとコクがでて美味しいです。カツオは刺身でも食べられるくらい鮮度のいい戻り鰹が届きました。野菜だけでなく、魚にも旬があります。子ども達が成長した時にカツオやさんまを見て秋がきたな~と感じられるようになると嬉しいです。

 

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