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2023.05.25

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運動会へ向けて ~玉入れ編~ 5歳児(年長組)

前回のブログ(運動会に向けて〜自分の意見を伝え合う〜(年長 5歳児))でもお伝えしましたが、競技がリレーと玉入れに決まりました!

今回は、玉入れについてお伝えします。

 

玉入れ大好き♡

昨年の5月に、認定こども園錦ヶ丘プラス(旧錦ヶ丘保育園)の年中組の子ども達と、それぞれの園の運動会でした競技を一緒にしました。その一つが「玉入れ」です。

折々に「玉入れをしたい!」という声があがり、今回の運動会の話し合いの中でもたくさんの子どもたちから「玉入れをやりたい」という意見があり、今年の運動会競技の一つとして決定しました。

やってみよう!

約一年ぶりの玉入れ。張り切ってやってみました。

いざ、たけ組vsふじ組の対決‼︎

時間は30秒。かごをめがけてどんどん投げる子ども達。

結果は、数えなくてもかごに入っている玉を見ただけでわかるくらい、たけ組の圧倒的な勝ち‼

ふじ組の子どもたちは、悔しくて「もう1回やりたい!」と挑みますが、なんと2回戦も圧倒的な負け。

見かねた、進行の職員が『作戦タイム!』を提案し、両クラスとも円陣を組んでひそひそと作戦を練ります。

この『作戦タイム』、実は子どもたちにとって、重要な意味をもっています。

負けて折れそうになる子どもの心を「もう一回やってみよう!」という気持ちへと奮い立たせる、大切な時間です。保育者は、子どもたちの悔しい気持ちを受け止めながら、どうしたら、玉が入るのか。どうやったら勝てるのか。子ども達自身が考え、伝え合えるよう、関わりました。

また、勝ったチームの保育者も、嬉しさや達成感を受け止め、どうして勝てたのか、次も勝つためにはどうしたらよいか、子ども達に投げかけ、更に気持ちを高めました。

のような場面は、考える力や伝え合う力が育つ、大切な機会です。

 

いざ、3回戦。「エイエイ、オー‼」の掛け声と共に、子どもたちはやる気満々。結果は、またもや、たけ組の勝ちでした。

 

 

 

日々の積み重ねの中で

さて、かごに玉を入れるには、腕や全身の使い方、玉を投げる力加減や球をコントロールする力が必要です。また、リズムをしたり、のはら園で遊んだりと、様々な活動の中で身体を動かし、自分の身体の使い方を知る事で、感覚を養っています。これは、やろうと思ってすぐにできることではありません。経験を積み重ねることで獲得できる力です。

しかし、心も身体もしなやかな子どもたちは、感覚を掴むのも早い‼ 回を重ねるごとに上手になってきています。

 

たけ組は勝ち続けるために、ふじ組は勝つために、現在も作戦を練ったり、秘密の特訓?をしているところです。

本番はどうなるのか?ぜひ、見届けてくださいね。

当日は、これまでがんばってきた子どもたちにたくさんの応援と拍手をお願いいたします。

文責:川宿田

 

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