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2021.02.20

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初期消火も大事な手段の1つ(避難訓練)

今月は、地震が起きた際の避難訓練と職員だけでの消火訓練を行いました。

 

今年度から毎月実施してきた避難訓練。少しずつ職員も子ども達もどう動くべきか考え、臨機応変に行動しながら取り組んでいます。

また、消火訓練も職員全員で消火器の使い方について考え、学んできました。

今回は、消火器の使い方についてもお伝えしていきたいと思います。

 

 

地震を想定した避難訓練


先日、東北で震度6の地震が発生しました。私達も他人ごとではなく、もしもを考えての対策や準備、そして避難訓練が必要だなと改めて感じました。

今回の訓練では、事前に子ども達に知らせずに実施。地震により建物崩壊を想定して保育園園庭に避難しました。

予告なしの非常ベルに驚く子どもの姿もあり、保育園に避難する際には近くの保育者の手を握って安心を求める子どももいました。これこそリアルに近い子どもの姿だと思います。子どもの不安を和らげることも大人にとって重要です。

ほとんどの学年が園庭で遊んでいる時間帯でしたが、しっかり放送や近くにいる保育者の話を聞いて行動することが出来ていました。

同時に保育室にいる時だけでなく、園庭にいる時、地震が来た際の避難方法も子ども達が知ることのできる機会になりました。

 

今年度、地震を想定した訓練は今回で3回目でしたが、毎回同じ想定で行うのではなく、時間帯、規模、場所など様々な状況を変え、その中で訓練を行う様にしてきました。そうすることで『こんな時にはどうしたらいいのか』と常に保育者と子ども達が一緒に考えることができ、どんな時でも混乱なく、落ち着いて行動できるようになることをねらいとして行っています。

その経験から子ども達自身が【自分の身は自分で守る】ことに繋がっていけたらと思います。

 

 

 

『初期消火お願いします!!』と頼まれたら…??


毎月避難訓練後に職員が実施していた消火訓練。いざ初期消火を行わなくてはいけない状況になった時、どの職員も使い方を理解した上で、焦らず消火器を扱えるように行ってきました。

まず、火災を大きくしない為にも、すばやく消火することが大切です。一般的には、炎が天井付近に達するまでは、消火器で消すことができるそうです。万一のためにも消火器はいつでも使えるところに置いておくことが大事であり、こども園でもすぐ手に届く数カ所に配置しており、消化器を塞ぐように物を置かないようにしてあります。

 

では、消火器は、どのように使えばいいのでしょうか??

1. 最初に黄色の安全ピンを引き抜く。

2. ホースを外し火元に向ける。(ホースは的確に放射できるように先端を持つ。)

3. レバーを強く握って放射する。(放射の際は、火の根元をねらって、手前からほうきで掃くように消火剤を放射する。)

 

消火剤を効果的に放射するため、また、自分の身を守るために消火器は風上から放射します。
室内においては、逃げ道を確保し、出入り口を背に放射することが重要です。

(引用:総務省消防庁より)

 

 

初期消火で大きな火災にならずに済むこともあると思います。まずは、命を守るために【安全な場所へ避難する】ことが大事です。

ですが、【火を消し止める】ことも私達大人にできる一つの手段でもあります。

私達は、“自分達に出来ることは何か”と考え、様々な想定を行いながら日々を過ごし避難訓練にも努めています。いざという時にしっかりした判断で行動できるようこれからも園全体で連携を図り、報告・連絡・相談を行っていきたいです。

 

文責:若松

 

 

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