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2024.05.30

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錦ヶ丘の24節季

24節季とは?

突然ですが、皆さんは24節季をご存じですか?

カレンダーに書いてあることもありますが、24節季ってなんだろう…と思う方も多いのではないでしょうか。

 

有名な物で言うと、立春・夏至・秋分・冬至などがあります。

私自身も今まで詳しく知りませんでしたが、今年度24節季の担当になったことをきっかけに、改めて24節季について調べてみました。

 

24節季の定義

24節気とは太陽の日長変化地球に届く太陽の光量に関わる暦です。

春夏秋冬を6つに分けることで、1年を24に等分し、それぞれの季節に相応しい名がつけられています。
季節の訪れを一歩先んじて察知することができ、農耕作業をすすめるためには今も欠かすことのできない暦です。

引用:https://kobe-kaikyopark.jp/24s74k

今の時期は小満にあたり、気温・湿度が高まり、草木が茂る時期なのだそうです。

のはら園も草花が生い茂っており、生き生きとした表情を見せ始めています。

 

 

こども園の24節季

昨年度から、24節季担当がブログで発信したり、玄関に24節季かるたを展示したりしながら、子どもや保護者に24節季を知ってもらう機会を増やしてきました。

24節季を知ってもらい、ふとした瞬間に「そろそろ春分だな」「この時期に美味しい食べ物は…」など、経験や記憶と結びつくよう発信していきたいと思っています。

 

その為に、錦ヶ丘で取り組んでいるのが、日常に24節季を取り入れる事です。

この時期に咲いている花はなんだろう?旬の食材を五感を通して知るきっかけ作りをしてみよう!など…

特別な物としてではなく、季節の風を感じたり、のはら園で植物や生き物を観察してみたりするなど身近な環境から始めています。

最近では、お茶ウィークという期間を設け、新茶の香りを楽しんだり、お茶を入れて飲んでみたりしました。

その様子はこちらのブログをご覧ください。

他にも、給食に使うグリーンピースやスナップエンドウの下処理・職員の家で取れた筍の皮むきをして、クッキングして旬の物を食べてみる機会を大切にしています。

 

このように、日常の中で旬の食材に関わったり、絵本で24節季について知る機会を設けたりすることで、子ども達が季節や行事・食材や歴史について興味を持てるような工夫を保育者が行っています。

 

これからの24節季

小満の次にくるのが芒種(ぼうしゅ)です。

じめじめした梅雨がやってきて、穀物の種まきや麦の刈り取り、苗の植え付けなどが始まる時期と言われています。

こども園では梅仕事が始まり、学年やクラスごとに取り組んでいく予定です。

作ったシロップや梅干しなどを食べる事を楽しみにしながら、観察して日々の変化を楽しむことも梅仕事の醍醐味です。

 

24節季については、今後もブログや展示・保育で紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!

 

 

文責:池田

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