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2024.05.30

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日常で大切にしていること(2歳児 年少少組)

4月、くるみ・あんず組の子ども達は、新しいことや初めてのことに不安や緊張を感じながらの園生活でしたが、あっという間に1ヶ月が過ぎ、少しずつ園生活の流れが身についてきている様子。

最近は素敵な笑い声と共に柔らかい笑顔が増えてきています。

 

くるみ・あんず組の1日の流れは、早朝保育から延長保育まで、以下の流れで毎日を過ごしています。

《年少少組の1日の流れ》

7:00  登園

◉登園後、検温、トイレ、体調確認などを行います。

9:15   朝の活動

◉朝の会活動を行います。0歳児〜2歳児は朝のおやつを食べます。その後計画に沿って戸外・室内での遊びを行います。

11:15  給食

◉年齢によって食べ始める時刻は異なりますが、だいたい11:15〜12:30の間に給食を食べます。

12:30  昼寝

◉年齢によって昼寝時間は異なりますが、12時〜15時の間に昼寝をし、身体を休めます。昼寝後午後のおやつを食べます。

15:00  午後の活動

◉2歳児〜5歳児の午後の活動はその日の在園人数によって学年合同・他学年と合同で活動することがあります。17:20頃から延長保育を行う「ましゅまろ」の保育室へ移動します。

18:00 延長保育  

◉18時におやつを食べ、お迎えを待ちます。

 

今回のブログでは、今の子ども達の発達や様子に合わせて、私たちが大切にしていることをお伝えしていきます。

◎自由遊び

自由遊びで私たちが大切にしていることは、子ども達と近い距離で一緒に遊びを楽しむことです。

子ども達と一緒の目線や姿勢で遊ぶことで、大人の目線では見られない子ども達の様々な姿が見られます。

子ども達の遊びに参加してみると、物の貸し借りを自分たちでしたり、友達との関わりがもっと盛んになっていたりと子ども達の成長を身近に感じながら見守ることができます。また「こんなことができるんだ」「そんな遊び方を知っていたんだ」と、気づくきっかけになり、子ども達の今の成長段階や興味の姿から様々な保育活動を組み立てることができます。

毎日行っている自由遊びでは、主にブロック、アイクリップ、ままごと、童具、戸外等と様々な遊びをしています。

今の子どもたちの成長段階を見て、走る・止まる・歩くといった基本的な運動能力が高まっている中、指先の細かい運動機能の発達も促すよう、アイクリップや型はめパズル等の遊びも積極的に取り入れています。

また友達に興味を持ち、自ら関わろうとする姿が増えてきた子ども達。ままごとなどの再現遊びや見立て遊びにも興味津々です。

砂場や室内で、ままごと玩具や本物の調理器具に触れながら、色々なものに見立てて、日常生活の一場面を再現して遊んでいます。

今はまだ、大人が子ども達の遊びをリードしながら行う遊びの方が多いですが、やがては子ども達だけで遊びを工夫し、独創的な遊び方を考え、楽しむ姿へと成長してほしいと思っています。

◎トイレトレーニング

おむつからパンツへと移行する時期である2歳児。

私たちは、子ども達のトイレへの興味が膨らむように、様々な関わりを行っています。その中で、私たちが大切にしていることは、トイレで排泄、排便が成功しなくても、一回はトイレに座ってみる姿です。

「トイレってどんな場所?」「どうやって使うの?」と、まずはトイレを知る経験を大切にしています。トイレに興味がない中でのトイレトレーニングは、子どもたちにとって、とても楽しくなく、不安を感じることだと思います。

「トイレって楽しい!」「トイレでできるようになった!」と、トイレに行けた時やトイレで排泄、排便が成功できた時には、「すごいね」「やったね」と一緒になってトイレでできた喜びや嬉しさを感じ、子ども達の自信へとつながるように声掛けを意識しています。

現在、年少々組では、朝や午睡後のおむつ替えの際、トイレに座る時間を設けています。

実際トイレに座ってみると…

「できたよ!」と排泄、排便が成功する子どもや、友達の姿が刺激となり、意欲を持ってトイレに挑戦する子ども等、一人ひとりのトイレへの興味・関心が深まってきています。

これからも子ども達それぞれのペースに合わせて、温かく見守っていきたいです。

 

◎給食

錦ヶ丘の一つの特色である給食。

給食の時間になると、「ご飯食べたい!」「ご飯まだ?」と給食の時間を心待ちにしている声が聞こえてきます。

実際に給食の時間が始まると・・・

「これなに?」と見たことのない食材に興味を持ったり、黙々とご飯を食べたりと、一つ一つの食材を五感で味わいながら、穏やかな給食時間を過ごしています。

時には、見た目や食感・味が苦手な食材を払いのけ、食べないこともありますが、色々な食材に触れる経験を通し、様々な味や食感、食べ物を味わうことができるよう、

私たちは、一回は食べてみる・口にしてみる経験を大切にしています

「髪の毛一本も食事から」と錦ヶ丘給食の理念でもあるように、食が子ども達の心と身体を育み、また一口食べれた経験が子ども達の自信や食への興味が膨らむきっかけになります。

知らない食材を食べるのは、とても勇気がいりますが、食べれた時には「食べられたね!」「頑張ったね!」と挑戦した姿を認める言葉かけも大切にしています。

これからたくさんの食材を知り、食べることの楽しさを感じながら、食に興味を持つ姿を楽しみにしています。

心と体の成長や発達が大切な時期である2歳児。

これからどんどん自分でできることが増え、様々なことにチャレンジしてみたい気持ちがどんどん大きくなっていきます。

影ながら子ども達を手助け・応援しながらも、自分でできた!みんなとできた!経験が増えていきますように!

文責:寺口

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