お知らせ
2021.10.13
未分類
想像と発想の世界へ~年少・ぱんだ組~

子ども達の豊かで純粋な想像や発想に、おおっ!!!と思うことがたくさんあります。
活動の時、自由遊びの時、絵本の時間、サークルタイム。
まだまだ人生経験が少ない3歳~4歳児ならではの想像・発想の世界でほっこりしたひととき、びっくりしたひとときを紹介します。
朝のサークルタイムの時間
ま~るくなあれ♪わになれ~いちにの~♬
お馴染みのわらべうたに合わせながら、手をつないで円になり座ります。今回は、全員の足をくっつけて合わせてみました。
いつもと違う触れ合いに子どもたちの目が輝きます。
合わせると同時に
「花火みたい!」と発想豊かな声が聞こえてきました。
この形から花火を連想したこどもたち。
「他に何に見える?」と質問すると
「お山」
「ライオンの毛」
普段から【スーパーヒーローになりたい!】と言っているA君の発想は『百獣の王!』ライオンでした。
こうして次々にユニークな発想が出てきました。
新聞紙遊びの中で
新聞紙遊びは、手指の巧緻性をねらいに、ちぎったり、丸めたり、自由に遊び込む姿を見守っています。
その中でも、子ども達の「見て!」はあちらこちらから聞こえてきます。
振り返ると「うさぎの耳~!」と言いながら満面の笑みです。
戸外遊びの中で
戸外にいても、「見て!」があちこちから聞こえてきます。虫を見つけた時、実、植物、様々な発見に興味津々の子ども達。
B君が葉っぱをもってやってきました。
「見て!不思議な葉っぱ!」
秋になり、緑からオレンジ色のグラデーションになっているまだら模様のはっぱを見つけて、不思議だなぁ。と感じたB君の感性でした。
のはら園に遊びに行くと、たけのこのような細い芽が伸びていました。
それを発見した子どもたちが、
「うんとこしょ!どっこいしょ!」と一列になって土の中から出ている細長い芽を引っ張る様子。
そうです!絵本で読んでいる「おおきなかぶ」を連想して、一列になり、前の友だちの洋服を引っ張っている様子です。
「うんとこしょ!どっこいしょ!それでもカブは抜けません。」
絵本と同じように、前の友だちの洋服をひっぱりながら掛け声をかける様子。
絵本からのイメージを実践している光景をみて顔も心もほころびます。
ブロック遊びの中で
子どもたちの大好きな遊び。ブロック遊び。
いろんな形を組み合わせて、作りこみます。
【オートバイ!】
【コマ】
一人の子どもが、コマを作ってまわしていると、友達が寄って来て、作り方を教えたり、ならったりしています。
出来上がると、一緒にブロックのコマをまわして、今度はその様子を見ながら、自分達もコマの様にまわる姿がありました。
子ども達は、実際に見たもの、体験したことを記憶し、日々の体験からの観察力と経験から自由に発想して遊び込んでいるということを目の当たりにします。
私たち保育者は、先回りして与えることはしません。子どもたちの好奇心や探求心を体験したことの中から育めるように見守っています。
子ども達の想像からいろいろな発想が生まれてそれぞれの個性として、クリエイトし、成長していく姿を楽しみに、日々の保育を見守っていきたいと思います。
文責 有川