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2022.04.23

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ジャンプで育てよう!(そら組 5歳児)

4月もあっという間に終わりに近づき、憧れだった年長での生活も少しずつ慣れてきたような姿があります。

作業療法士、中鶴真人さんによる運動遊び「まこと先生と遊ぼう」という活動が毎週金曜日に合った月でもありました。

 

今回は「ジャンプの活動の中で育つ力」について詳しくお伝えできたらと思います。

 

なぜジャンプの活動?


5歳~6歳の子どもたちは、身長が4~5㎝、体重は4~5キロとぐんと成長する時期に差し掛かります。

急激な成長の中で子ども達は、ボディイメージが捉えにくくなったり、体のバランスが変化したりするのです。

そのような発達段階の中で、”思わぬところで躓き、転んでしまう”という姿が多く見かけること相談したところ、「ジャンプの活動」に至りました。

 

 

どんな力育つの?


①「自分はどのくらいできる(跳べる)のか?」という予測する力

→イメージした姿と実際の結果の差が縮まり、予測する力が正確になる!

プレッシャーの中でも、自己発揮のできる力

③パフォーマンス力向上

※今回の活動では③をねらいとしていないため、省略させていただきます

 

①予測する力


予測する力、とありますが一般的には危険予知能力であったり物事を順序立ててこなす時に結果をイメージする力です。

活動では、まず初めに「この場所から、どのくらい飛べる?」と距離を自分たちで選択することから始まります。

 

遠い距離を選択すると、「おっ!」と思わず子ども達が呟いたり、中には思わず上手くいきますように。と見守る姿もありました。

予測してみる→飛んでみる→実際(結果)はどうであったか?→また予測してみるを繰り返すことで、イメージした自分の姿実際の姿の差を埋めることが出来ます。

したがって、予測する力がより正確になるということにも繋がるのです。

 

 

②プレッシャーの中でも、自己発揮のできる力


実際私もこの活動に参加ましたが、想像以上に、周りから見られていること、成功させたい気持ち、上手くいくかな…と少し不安も感じる中で飛び降りるということは、大人の私でもとても緊張しました。

 

一日中、負荷がかかった状態で過ごすということはストレスになってしまいます。そのためこの活動(約1時間)の中だけで、ぐっと集中して取り組みプレッシャーの中で、自分の力を発揮できる力がとても大切になってきます。

「できた!」「成功した!」の経験は、喜びや嬉しさだけでなく自己肯定感を高めることにも繋がり、「じゃあ、もっと高く飛べるかも!」次回の活動への期待も高まるのです。

 

 

保護者の皆さまへ


新任で初めて受けもった子どもたちと、こども園生活最後の大切な時間を一緒に過ごせること、このご縁に恵まれたこと、とても嬉しく思っています!

私自身も、子ども達と一緒に過ごす中で学ばせていただき、保護者の皆さまと成長を喜んだり、悩んだりできる一年にできたらなと思っております。

些細なことでも気になることがありましたらいつでもお声かけくださいね♪ 1年間よろしくお願いいたします!

 

文責:武田

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