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2022.05.26

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友達パワーで「よーい どん!」~運動会に向けて③~(年中組)

「今日は何をするの?運動会の練習する?」運動会に向けての期待がますます高まっているように感じます。

5月の年中組ブログ、第3回目。

今回は、年中組が行う競技の1つ「かけっこ」についてお伝えします。

 

 

運動会でなにをしたい?


保育者の問いかけに対し、自分の考えを思い思いに伝えてくれました。その中で、年中組の子どもたちから「かけっこ」という声が多く聞こえてきました。

そこで…

年長組がかけっこの練習をするということで、見学をさせてもらいました。年長組のお兄さんお姉さんが走る様子を見ながら

「早いね。」「転んでも頑張って走ってる!」「がんばれ~」と様々な声が聞こえてきました。

頑張って走る年長さん、みんなで盛り上がって応援している年長さんを見た年中組のこどもたち。

「やってみたい!」という思いが強くなったようです。その後の好きな遊びの時間では、年長さんが走っていたトラックを走る子、「よーい どん」の声掛けで走りだす子。思い思いのかけっこを楽しむ様子が見られました。

 

かけっこに挑戦!

後日、実際にかけっこに挑戦してみました。線から線まで「よーい どん」の掛け声に合わせて走る。子どもたちにとって初めての経験です。「位置について」で気を付け、「よーい」で片足を後ろに引き、笛の合図で走り出す。スタートするだけでもこれだけの動作があります。

初めは、スタートのタイミングが分からずワンテンポ遅れてしまう子も。その後、練習をしていくうちにスムーズにスタートできるようになってきました。

 

初めてのかけっこ、不安や恥ずかしさから「一人で走りたくない」と伝えてきた子もいました。そんな時、「みんなしているから」と無理に走らせることはありません。

「一人では走れないけど、大人と一緒だったら走れるかも。」「今日はゴールまで歩いて行ってみる。」

自分ができることを考える力選択する力、それを実行する力。年中組の子どもたちはこれらの力が育ってきているように感じ、とても頼もしく思います。

自分で「これならできるかな。」「こうしてみる。」と考えられた子どもたちの気持ちを受け止め、挑戦できたことを褒めます。すると、何度か繰り返すうちに「今日は一人で走ってみる!」と自信を持って走るこどもたちが増えてきました。

少しずつ「できた!」を積み重ね、子どもたち一人ひとりの挑戦を見守っていきたいと思います。

 

 

また、友達の応援も力になります。年中組の子どもたちはクラスを問わず、「がんばれ~」の応援が飛び交います。自分が走る時と同じくらい、友達の応援にも力が入ります。友達思いなところ、みんなで一丸となって取り組むところ、年中さんの優しさ、一生懸命さが表れていてとても素晴らしいことだと思います。

 

「みんなが応援してくれたからがんばれた!」と伝えてくれた子もいました。自分一人では難しいことも、友達と一緒だと不思議とパワーが湧いてくる。かけっこは、競争に目が行きがちで、個人競技のように見えます。しかし、友達がいるからこそ頑張れる、楽しめる、そんな集団ならではの側面もあるのだと子どもたちの姿から気づくことが出来ました。

 

 

初めての運動会。わくわく、どきどき、沢山の気持ちを抱えた子どもたち。

友達との関わりの中で、様々なことを吸収しながらたくましく成長していく子どもたちの姿をぜひご覧ください。

当日は温かい声援をよろしくお願いします。

           文責 今村

 

 

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